私立小に通う
2015年度早生まれの娘(女子校在学中)
2017年度生まれの息子(共学在学中)
を育てる都内在住フルタイムWMのこはるです
旅行記や子ども達の教育の事など
雑多に綴っています
こんばんは
在米🇺🇸の友人が一時帰国したのでランチ会
からの
インター幼稚園の先生と
お友達の国際結婚🇺🇸ファミリーとファミリーディナー
と、楽しく充実した土曜日を過ごしました
後者は家族で参加したので、子ども達も頑張って
英語でコミュニケーションをとっていました
そんなこんなで今日は昼、夜と続けて
日米の学校教育の違いについて話す機会があり
私の中でずっと違和感を感じていることがあったので
ブログで考えを整理したいと思います
「日本の学校は規律が厳しく
海外の学校は自由で個性が尊重される」
日本の学校教育は時代遅れだ!と言った批判的なニュアンスで
度々耳にすることがあります
私は専門家ではないですし
海外の様々な教育事情について
知っているわけではありませんが
少なくとも、私の通っていた🇺🇸現地校においては
そんなことはなかったです
例えば、日本の公立小中では名門学区であっても
学年によっては学級崩壊がおきることもあると聞きますが…
私の通っていた🇺🇸の公立校では
授業の進行を妨げるような行為をする子は
よくdetentionをうけていました。
これは、休み時間や放課後に拘束されて
反省文を書かされたり、親が学校に迎えに来る必要がある
罰則です。
なんなら問題行為を繰り返す子はsuspensionを受け
数日間学校を休む、つまり停学もありました。
このような罰則が小学校から普通にあったので
学級崩壊のような状態に陥ったことは
本当に一度も無かったです。
確かに授業中にお菓子を食べてよかったり
どんな姿勢で授業を受けていても注意されなかったり
苦手より得意にフォーカスすれば良かったりで
自由や個性が尊重されるんですけど…
(いつもパジャマみたいな格好で通学してましたしw)
宿題も成績の対象として加算されたので
当たり前ですが宿題を提出しないとGPAが下がります。
🇺🇸は大学進学の為にはGPA命なので
高校時代はみんな必死で大量の宿題をこなしていましたし
中学もその予行練習的な感じで
大学進学を考える層は真面目に取り組んでいました。
遅刻(tardy)などにも厳しかったです。
tardy◯回でdetentionとかもありましたね。
また、私の通っていた中高は警官が常駐しており
問題を起こしたら警官に補導されることもありました。
本来は警察案件なのに先生が穏便に済むように取り計らって
指導してくれるようなことはないです
保健室登校のような措置も無かったと思います。
学校に来れない子は登校を強いられるような事はなく
親子でカウンセリングを受けたり
親の判断でホームスクーリングに切り替えたりできますが
自由が尊重されていると言えば聞こえはいいですが
各ご家庭の自己責任ということなんですよね。
一生、学校に来られなくても自己責任です。
私は日本の学校には殆ど通ったことがないので
純粋な比較はできませんが
少なくとも現在
親の立場で子を日本の学校に通わせている中で
🇺🇸の学校は規律が緩くて自由だったなぁ!
と思い返すことはあまりありません。
学校生活自体はめちゃくちゃ楽しかったですが
繰り返しになりますが
親の立場と実際に通う子の立場では
解像度や見え方が全く異なると思いますので
比較として成立しているかは不明ですが💦
また、🇺🇸の公教育は
住んでいる地域で内容も水準も違いすぎるので
あくまで私が通っていた小中高の話なんですけどね。
長期滞在していた帰国子女というと
よく🇺🇸学校との違いに戸惑ったりしないか等聞かれるのですが
自由と責任はセットであるということをきちんと理解していれば
🇺🇸でも🇯🇵でも
さほど戸惑うことはないのではないかと思っています。
どちらの教育もメリットデメリットあるので
どちらの方が優れているかと言った比較も無意味かなと…
(好みはあると思います)
苦手なものはやらなくとも良い🇺🇸式教育の結果
学童期青年期に一切まともに運動をしてこなかった反動を
アラフォーの今、感じているこはるでした