創作 息子の結婚に際し戸惑う母のお話し ⑪ | アラフィフ節約奮闘中

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主人と成人した2人の子供のために、お弁当を作っていました。
2024長男が結婚して家を出ます。
私は正社員をやめた後、パートがある時は、自分のお弁当作っています。
節約&作り置きおかずにこだわっています。

昼頃、間違って投稿してました。気づいて取り消しましたが、どのぐらい経過してたかわからず、読んだ人、すみませーん。

 

このお話しは、創作シリーズです。長くなってます。省略予定のを、追加し、さらに追加したからでーす。途中書いた内容忘れ、部分的に消して、わからーんてなりました。

 

主人公 さちこさん

ご主人 たかしさん

長男  ひろさん

長女  ようこさん

長男の結婚相手 みどりちゃん(みどりさん)

小林さん 過去たかしさんと深い関係になろうとしていた女性

 

結婚挨拶が、予想外の話の流れで、父親たかしさんが買い物依存症の話から、みどりさんも意見を発します。恋人同士なので、普段呼び捨てでーす。結婚挨拶の場で抑えていたのが、あふれだします。

 

 

みどりさん

「ひろ、あなたが話してくれたから、私も話せたの。親がいなくて、どういうことがあったか。

そんなの、誰にも言えなかった。自分も話すから話してくれと言ってくれた、あなたが、そんなことを言うの?

言いたくない時、言いたくない相手があっていいじゃない!

母親だから全部話すものだなんて、思ってないでしょ?」

 

ひろさん

「そうだけど…。

『どうせわかってくれない』って言うのは、本当はわかって欲しいってことじゃないのか?」

 

みどりさん

「…あきれた…。そういう人やそういう時もあるけど、ほっといて! 何も変わりないことにして!って、思いなのよ。あなた、本当に今まで恵まれすぎで、そんな経験ないから、そんなこと言えるのよ…」

 

ひろさん

「…ごめん。お母さんは、言いたくないってことだね。

じゃあ親父の買い物依存症、その後何して、今に至るんだ?

それは聞きたい」

 

結婚前の二人って、一方が強く言えば、言うこと聞きます。ラブラブ維持するために、喧嘩を避けます。

結婚後変わることが多いのですが、みどりさん、すでにひろさんをよくわかってまーす。

 

さちこさんも、話をもとに戻し、その話題を避けます。この話題は別の機会にするでーす。

 

さちこさん
「私は小林さんのことを知った時、主人のが買い物依存症と思ってなくて。どんな場面でも、家庭より自分の欲求優先なのだと…。


奢ってたと知って、すぐ家に帰るよう言って。離婚届を準備して。

家に戻った主人に離婚を叩きつけて、家と車の鍵を奪って、追い出したの。

そしたら、社長とか職場の人が来て、私を説得するのね。まだ深い関係じゃない、離婚は尚早だと言って。借金のことは知られてないから、お金のことを私はそこで言えない。


主人も離婚を拒否するし、不受理届、出されて。

私も簡単に離婚を諦めたわけじゃないの。

社長が顧問弁護士に誓約書を作成させるから、と、私の言い分ほとんど汲んだ内容にしてくれて。次があったら、確定証拠なしで離婚に応じるって。それ以外も私に有利にできてて。借金のことも補えるものだったの。貸し借り書を作らなくてもいいの。

作成の日、小林さんを解雇した、と連絡あって。万一に備えたのね。小林さんから主人を誘っても、誓約書では離婚を認め、会社が責任を取らされるから。

どうせ次があると思って、それで一度は妥協したの。

 

主人は…自分のしたことをわかっていない…と思ったの。

私に見せる顔、言う言葉。ちょっと女性と個人交流したぐらいで、と、そんな感じ。

だから、どうせすぐ、別の人と、と、待ち構えてた。

それまでより、お金も自由にさせて。

…だけど、主人のさっきの…愛情確認だったというのは、嘘じゃんないと思います。今になって…ですけど。

 

それから後、私に…。子供にも…。お小遣いをためて、プレゼントを…。

そんなことは言ってないし、誓約書にも書いてない。

 

それ以前から、収入を全部私の口座に振り替えさせてたんだけど、それが全部なのかわからないじゃない? 主人のところは出張費とか、別途支払いだし…。あえて黙ってたんだけど。

多少、女に奢ったり、ドライブとか…、そのぐらいのお金を主人の口座に残していたの。1万2万ぐらいね。その頃、もう離婚!て私はなってたから。

 

…なのに、給与振り込み口座を私の口座に手続きしてて。

飲食代も言わなくなって。プレゼント代をお小遣いから捻出するなら、本当に必要なものも我慢しないと…。

 

きっと、誘われても断って、毎日の飲み物も我慢して。職場にドリンクバー設置してもらった話聞いて、少しほっとして。

 

最初は口座に残したお金で買ったと思ったんです。でも、そのお金、手をつけてませんでした。私も使えなくて…そのままです。

子供が高校生になれば、欲しがるものも高いです。

それをお小遣いから出して、貴重なお金を、子供と私に…。

そのことを言わないんです。

 

私なら、お小遣い貯めて買ったって、言います。いつも以上に頑張ってのプレゼントだとわかって欲しいから。

でも、主人はただ渡して、子供らが喜んでるのを見てる。子供らはいつものプレゼントと同じだと思ってて。

私にも不安そうな顔で渡して、お小遣い、貯めて買ったとは言わないんです。

 

借金があって、これからどうするという時、主人がいつものプレゼントをくれて…、私は「このプレゼント、買うお金があるなら、借金どうにかしてよ!」…と。その時の主人の表情…。ものすごく傷ついた顔で…。だから、プレゼントをやめたのは、私のせいなのに…。私がプレゼントもくれなくなったと話しても、そのこと、言わないでしょ。言えばいいのに。私が酷いのに…。

 

主人の財布を毎日確認してたこともあります。

誰かにお金を借りてるんじゃないかって。

それなら、急に増えるでしょ。そんなのもない。ほとんど使ってなくて、次のお小遣いを渡すと、財布に残っているのを、箱に入れて大切に保管してました…。プレゼントはその箱のお金で…。

毎日確認なんてして、疑う私のが酷いと…、その時思いました。

だけど、それで主人の日々の努力を知れました。

 

お小遣い貯めてのプレゼントは、なおさら私がどう言うか、恐れてた。ありがとう、と言いたくても、声にならなくて…。ごめんなさいって…。泣きながら…。

そういう人だから、私は愛した。私も見失っていた愛情をその時見えたんです。
 

女性との何かもなくて。いまだに欲しいものを口には出しますが、私がいい顔しなければ無理して買いません。妥協でこっちと提案すると、それでいいと言ってくれます。

 

大学費用は、私に借金がまだ残ってたので、主人から。借金が主人のものだとするなら、二人で出したことになります。

 

子供が大学で、二人だけの期間があって、その時に、私が精神参らせたことがあります。その時、義父義母の話をしてくれたんです…。自分も、どうにかなりそうだった、と。

 

別居中の義母のところに行き、他の男と暮らしているのを見たことや、子供時代、義父のあからさまな浮気、義母は義父に隠しながら、子供を連れての不倫。子連れで周囲の目を欺き、男に会い、子供を残し別室に行ってたと。子供に口止めすれば、親のために言わないですからね…。

 

親が…そういう人で、年を取っても続けられ、別居で、男と暮らすのを見るなんて…。ひろたちが、離婚届で傷つくより、露骨じゃないですか。

そんな両親が、今度は揃って、お金をと…。

 

私への不信感も、義母を見ているからでしょうし、他の女性が軽い気持ち…っていうのに、簡単に応じないのも、同じ。

私も小林さんへの想いを疑ったのは、外見…、雰囲気で、そんなに軽そうじゃない点です。軽くて遊べるから相手にする、なら、本当に軽いから、すぐやめられる。なかなか体を許さず、それを口説く方が男はより熱心になります。だから、のめりこんで、周囲も見えないのだと思って…。

 

だけど、ひろも主人も言うように、男女で外で会って、おしゃべりのためなんて、ないのね。普通の会話や相談なら、職場でできるのに、外で二人で会うなら、その先を期待…してたんでしょう。どちらも。それは許してませんけど。

口説き落とす過程を楽しんでいたと思ったのは、私が主人の浮気に過敏だから。他の女に本気になるんじゃないかって、不安で。

 

子供への愛情が過剰に感じたのも、そういう背景があってのことなのだと、後にわかったのです。

子供に負担をかけたくない、自分と同じ想いをさせたくないんです。

 

わかっても、何ができるでもない。私は一緒にいて何を見ていたんだろうと…自分を責めました」

 

さちこさんの声はところどころ詰まって、涙声で、何度か涙をこぼしています。みどりさんも、つい涙があふれています。

 

作者もカード地獄のことは、何度も書いたけど、その複雑な背景、過去や義両親のことは書いたことないです。

 

ひろさん

「親父…そんなになってたんだ…。

そんなにしてプレゼントなんて…。

言ってくれたらいいのに。

…、言えないか。

 

じいちゃんら、俺ら小さい時しか会ってないのに、そんなに親父に金のために会ってた…。

親父やお母さんが、俺に金出せと言ったら…俺を育てたのは、そのためなのかと責める。

親父は…小さい頃のこと言わないけど、お母さんの話だと、なんのために生んだのかって、俺もなんだか複雑になる。

 

小林さんのことで、お母さんの怒りや離婚とかで、

親父、立ち直ったんだ。

あの頃、俺らはなんにも知らされず、ある日、離婚届を見つけて、ようこに教えて、一緒に何度も見て不安を話し合った。

ずっと前から『浮気で離婚と決めてるから』って、

そんな時は来ないと思ってたのに。

俺たちだって悩んだけど、親父も、お母さんも…もっと…」

 

ひろさんは泣くまいとしています。たかしさんは、黙って下を向いています。どんな気持ちなのか、わかりません。

 

みどりさん

「…あまりにも、悲しくて。私はお金が最初からないとわかって、何かをねだることもできませんでした。

大学も奨学金です。

だけど、それとこれは、また別ですよね…。

一生懸命、働いて得た収入が配偶者の借金に全部…、それから後もなんて。それを子供には言わないなんて。

苦しくても耐えたのは、愛情でしょう。

お父様も、口に出さない分、理解を得られないのに…耐えられて、それに気づかれたお母様は、愛情が深いからです。

お互いに理解し、愛し合われて。

ひろさんは本当に、ご両親の愛情に包まれて成長したんですね」

 

さちこさん

「愛情と言えるかどうか…。親でも、いつも子供優先でもありませんし、成人し就職したら、自立させるべきでした。

 

あれから10年以上ですが、途中で消えていた愛情が、甦るんです。こんな年して。主人にしたら、妻で世話人、子供の管理者でしょう。私も子供が3人いる感じと思ってたんです。

なのに、ふとした時、異性としての目で見えるんです。長年連れ添うとそんな感じも忘れてたのに。私は老けました。主人はひろも言う、今ももてます。10年前より、若い子に人気です。どんなにしたって若さにかないません。私は主人がそうしたいなら、誓約書にとらわれず離婚します。支えることで支えられたのは私です。

 

こんな思いになるなんて、途中では考えられなかったんです。同じ人に何度も恋をする。そんなドラマがありました。私はいつも片思い、何度も別の良さを見ては、恋をして…」

 

さちこさんは、自分が何を言ってるのかわからなくなっています。

目からつーっと涙が一筋…。

 

普段、言いたい放題のさちこさん。長年の夫婦で愛情が見えなくなっても、心の奥には愛情があるものなのですね。

夫側のものは、わかりませんが。

 

みどりさん

「…そんな…あまりにも…。さちこ様がそんな言葉を…。私は何も知らなくて、今日ここに…」

 

みどりさんの表情がこわばっています。なーんかこわーいです。

バリキャリで聡明な人の、その表情って。

 

ひろさん

「みどり、ごめん。本当に今まで知らなかったんだ」

 

みどりさん

「あなたは、求めすぎなのよ…。見えない愛情、見えない気遣い。それが人にはわかるのに、見えるようにしてくれ、見えるようにしない方が悪い…。

言わないのが悪い、言ってくれなきゃわからない、なんて。

気づかないあなたが悪いんじゃない」

 

みどりさんは、ひろさんを責めています。でも、ひろさんも今日いろんなことを初めて知らされて、非常に動揺しています。

 

ひろさん

「…俺は、そんな大切なプレゼントも気がつかない。

両親が、悩んで、守ってくれたのに。

不満ばかり抱えて。

だけど、言わなくてもわかってることはあったよ。

お母さんは、喧嘩しても、どんなに言ってても、親父を愛してた。俺を通して親父を見たり。

親父だって、夫婦円満の秘訣、俺に教えて。そうしてお互いを思ってるんだとわかってた。

 

だから、離婚届を見た時、親父を責めた。あんなに愛してくれる妻がいても、欲求に負けたのか。

俺には浮気するなら、絶対ばれない相手、場所を選べなんて言ってたのに。ばれたから離婚なんだろ、って。

お母さんは、愛してるから、許さないのもわかった。

たいして愛情がなければ、世間体や何かを言い訳にして離婚しない。執着が強くて、そんなじゃ男はもっと妻を愛せない。

でも、愛情がないなら、離婚と言える女は少ない。他の要素に振り回される。愛情だけで決める強さは、お母さんを上回る人は見たことがない。親父だって、だからお母さんと結婚した。

俺は、同じように思ってくれる女性と結婚したいと、ずっと思って…」

 

そうして、みどりさんに出会ったんですね。

 

たかしさんから、ひろさんに伝えた、夫婦円満の秘訣。そんなの、さちこさんに筒抜けでーす。

作者も知ってます。秘訣というほどじゃーない、よく夫たちが言うことでーす。夜のあれですー。

 

まだ続くのです。

 

 

 

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