創作 息子の結婚に際し戸惑う母のお話し ⑤ | アラフィフ節約奮闘中

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主人と成人した2人の子供のために、お弁当を作っていました。
2024長男が結婚して家を出ます。
私は正社員をやめた後、パートがある時は、自分のお弁当作っています。
節約&作り置きおかずにこだわっています。

このお話しは、創作シリーズです。本当はとーっても長い文章を読みやすく分けたのですが、素人ぶりがわかります。

 

主人公 さちこさん

ご主人 たかしさん

長男  ひろさん

長女  ようこさん

長男の結婚相手 みどりちゃん(みどりさん)

小林さん 過去たかしさんと深い関係になろうとしていた女性

 

結婚挨拶だと思っていたのが、予想外の話の流れで、父親たかしさんの女性問題。

 

たかしさん

「もちろんだ! あの当時をよく覚えていませんが、お…私は、自分のことをよくわかっています。

立場や、相手にする女性を考えます。

止めても続けたと言ってますが、止められて、そんな怪しまれることはやめました」

 

たかしさんはみどりさんがいる前なので、必死で言葉を選んでいます。

こんな時に、実は深い関係になっていた、などと言う人は、まずいません。誰でも「していない」という場面です。

 

仮に作者、「冷蔵庫のプリンない!おまえ食べたろう」と言われても「食べてない」と答えるのと同じです。

 

さちこさん

(おいこら。ここで嘘つくな!

それずっと言ってるけど、止めてもやめなかった証拠があるやん。

「怪しまれる」というのが、どういうのを言ってんのか知らんけど。怪しいじゃなく、事実としてそうでしょーが!)

 

ひろさん

「多少、他の女性と関わりたい気持ちがあっても、そんなことで俺は何も気にしない。

俺だって、そんなのあるじゃないか。

不倫じゃないなら、俺に隠すのはなんなんだよ。

不倫でも俺には言えるって言ってたけど。

それに、相手選べって、俺にはそう言ったよな」

 

さちこさん

(おい息子。私はおまえのも気にしてるわ!

んで、浮気相手はばれんよーな相手選べと普段からゆーとんかいムカムカ

 

さちこさんは、やはり怒りを深めていくのです。作者も、この話は腹が立ちますー。

 

みどりさん

「私、ふらつく人と結婚できません。他の女性も結婚に望むのは安心感です」

 

出ました。普通の女性はそれを言います。ごーく普通です。みどりさんに、奇想天外な側面があると作者は都合いーのですが、とてもふつーです。

バリキャリでも、普通の女、普通の結婚観なのです。

 

さちこさん

「その点は主人をかばうのではなく、女性は結婚に夢を抱きすぎています。

結婚生活は長いんです。10年、20年、お互い、ずっと今のまま、他の異性を気にしないというのですか? 確かにそれが理想ですが、現実では依存で、愛情ではないです。対等な関係や愛情で結ばれていると言えません。

健康な男性であれば、多少のふらつきがつきものです。

 

失礼ですが、過去に恋愛したことは? 息子が初恋の相手ですか? 初恋の方と、息子とどちらが今大事ですか? 迷われている理由が、過去の恋愛相手と息子を比較して、というなら、失礼な話ですし、ここにお出でになってないと思います。

男女とも、一度好きになれば、燃え上がる時期もあります。でも、別れたりで、それがいつか消え、自然と別の人を好きになるものでしょう。それが許されないなら、初恋の人以外は結婚できません。

 

女性だって、今は社会に出て、別の異性の魅力に心が揺れるものです。ちょっといいなと思う気持ち、それも否定しますか?」

 

さちこさんの問いかけは、みどりさんの価値観を見極めるためのものです。

 

さちこさんも自分に問いかけたことがあるのです。初恋の人、その後の交際相手。忘れたわけじゃなくても、一番の相手が変わっていくなら、相手も、他の人も同じではないか、と。

 

結婚しても、その気持ちの移ろいが生じるのは、どうしようもない。作者がプリンを食べたかったり、ケーキも食べたくなったりするのも、どうしようもないのです。

 

みどりさん

「…それは…、そう言われると…」

 

みどりさんは、年齢や容姿を考えても、大小問わず恋愛経験はあるでしょう。異性を見る目もあるようです。

自慢ですが、作者は幼稚園に始まりー、失恋多数でーす。

 

さちこさん

「私も、主人の心が揺れ動くことを責めたのではないのです。

私らでも、この程度と流せたり、一言だけ言って終わりのが断然多くて。

 

この時、離婚を言ったのは、小林さんは容易に私に知ることができ、周囲にもわかるような存在。前から、疑われ、喫茶店やファミレスの逢瀬も、私が頼んだわけでもないのに、目撃した人が撮影して、離婚確定だと社内で噂に。

私が知人に問い合わせたら、その写真が送られたのです。社内で出回っていました。

止められてやめたというのは、私が離婚届に署名するよう言ってからです。私が止めても止まらない状態でした。

 

近いうちに、そういう関係になったでしょうし、気持ちがそっちに行ってるなら、ここで離婚でいいと思ったのです。

ひょっとしたら、傷が浅いうちにと自己防衛だったのかもしれません」

 

みどりさん

「…いつぐらいのことでしょうか? ひろさんが気づいたのは高校1年ごろとおっしゃってますが」

 

さちこさん

「ひろは、そこには鋭い子だったのですね。

そうです。1年の3学期です。

お互いアラフォーでした。小林さんは私より少し下ですが、理由があって独身で、1月に配属されたと聞きました。離婚の話が3月最初です。そこは細かく覚えています。

主人はその前、別の人ともあったかとは思いますけど」

 

みどりさん

「もちろん…お父様は本気で離婚して、その人となんて思ってなかったんですよね」

 

たかしさん

「それはそうです。それに…妻に怒られるのですが、どうしてそうなったか、言えないんです。後になると記憶も薄れますし。本当のことを言うと、もっと怒ると…。それで黙ると、やっぱり怒って…。

小林さんの顔も覚えてないのです。思い出そうとしても、なんとなくしか…。

止めたのに、と言われても、どう止められたかも覚えてなくて。

噂になっていると言われても、誰も私に言いませんからね。妻には言っても」

 

みどりさん

「あら、先ほど『止められてやめた』とおっしゃいましたよ」

 

みどりさんは鋭く指摘します。

こういう時にバリキャリとそれ以外の女性の違いを、作者も感じます。

男性に臆することがなーいです。なんでも夫任せだったりする女は、女同士でも卑屈だったり、常に見えない力関係気にしまーす。男には逆らえないという、勝手な偶像。

話し合いにおいて、男が怒鳴ろうが女も怒鳴り返せばよいのです。

対等に話せないなら、最初から土俵にあがれません。上司だろうが、意見を言っていい場面では言ってよろしくてよー。

 

最初からみどりさんは、さちこさんの味方、さちこさんの離婚を気にして来ている感じがします。

 

たかしさん

「…そうですが。妻の言うように、離婚を言われたのが、私にとってはそれで…。

あの頃、いろんなことがあって…何を言っても言い訳にしか聞こえないでしょうが、止められていると思えなかったんです」

 

さちこさん

「浮かれてて私の言葉なんて、聞こえてなかったんですよ。

次に小林さんに会ったら何を話そう、どうやってもっと親しくなろう、頭にそれしかないように見えました。

周囲の目も気づいてない、人の声もろくに聞こえない状態でしょう」

 

みどりさん

「…それは、恋をしているということですよね。

離婚を考えるのも当然です。

私も、結婚したら…ひろさんじゃなくても、そういうこともあると、考えなければならないのでしょうか」

 

うーん。隠しやすい女性と、あっさり見抜く女性がいます。

隠しやすい妻だと、夫が上手に隠せば一生気づきません。

見抜くのが早い女性は、揺れの初期段階で気づくので。

みどりさんタイプは考えた方がいいです。

 

隠しやすい女性だと、そのまま気づかなければいいので、考える必要ナッシング。

夫が油断してぼろ出すかもしれませんが、どっちみち、そういう女性はそうなってから考えるんで、必要ナッシング。

 

たかしさん

「ちょ、ちょっと、違うんです。恋って言われると、浪漫や本気のようですが、男のはそうじゃないんです。それは妻も後ではわかってくれていると思うんですが…。

恋なら、後まで残るじゃないですか。いい思い出や、心の奥とかに。少しも思い出さない、顔すら、ぼんやりしか思い出せませんし、何を話したかもさっぱりです」

 

 


たかしさんの説明が長いので、続くのです。

 

 

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