創作 息子の結婚に際し戸惑う母のお話し ⑨ | アラフィフ節約奮闘中

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主人と成人した2人の子供のために、お弁当を作っていました。
2024長男が結婚して家を出ます。
私は正社員をやめた後、パートがある時は、自分のお弁当作っています。
節約&作り置きおかずにこだわっています。

このお話しは、創作シリーズです。長くなったのは、会話形式にしてしまったからです。

 

主人公 さちこさん

ご主人 たかしさん

長男  ひろさん

長女  ようこさん

長男の結婚相手 みどりちゃん(みどりさん)

小林さん 過去たかしさんと深い関係になろうとしていた女性

 

結婚挨拶が、父親たかしさんの浮気と借金の話になっています。書き飽きたのに、前の記事の最後で、つい口調が悪くなったのは、素人作者だからでーす。

 

さちこさん

「私が職場と銀行で借りて返済したのです。だから、私の負債となって、主人には負債がない状態になりました。

証拠で、私が借りて払った流れがわかるようにはしています。その時、離婚していれば、その借金は私が払わなくてもよかったのです。

一番毅然とした態度ができてないのは、その時。

でも、まだ愛情があり…。私もその事態など想定しておらず、最初に支払ってしまって…。

 

それからしばらくは、主人も我慢していても、自分には負債がないのですから、返すという気持ちを持っていません。

お小遣いが足らない、収入全部自由にしていた人には、いくらでも足りません。その中で、私は少しでも子供の学費にと細々貯めていました。わかってるはずなのに、次々、欲しいものを口にするんです。

多額の借金は数年では返し終われず、夫婦の収入を合わせても、住宅ローン、学費、生活費、それらの借金を返していたら、少しもゆとりがありません。

ボーナスをあてこんで、旅行の計画を立てました。子供の積立予定だったのに。子供らは喜んでいましたが、私は全然うれしくない。その間も少しでも、節約することばかり考えていました」

 

みどりさん

「あの…私なんて、祖母の元で育ったので、全然旅行もなしですが…。

その…浮気とかいうレベルじゃないように感じるのですが…。いったい何にお使いになられたのですか? ギャンブルとかですか? 先ほどお話しに出た、お母様の援助ですか?」

 

これはたかしさんに向けての問いかけだと思うのですが、たかしさんは顔をうつむけて、答えようとしません。ずるーい。

 

さちこさん

「ギャンブルでも、義母への援助でもありません。

カード履歴、口座明細を見ました。ひょっとして、仕事を休んで遠方の誰かに会いに行ったとか、少し高いホテルで誰かと会ったとかも想像して。

給与の銀行口座は全額カード支払いになって、それで足りない、引き落とせなくて督促状なんです。義母に渡すお金はありません。後になって義母に会って確かめてます。

多少、ガソリン代などはあっても、ほとんど形に残る商品購入です。1つで限度額に達するものもありました。

手当たり次第、欲しいものを買い、…買い物依存症…です。

でも、それらで本当に満たされることはありません。

満たせるものが見つかるまで、続くのです」

 

たかしさんのは、買い物依存症と違うんですけどねー。

人に説明するには、わかりやすいんで、こう表現してまーす。

 

ひろさん

「なんだか…。親父がそんなのって…。信じられない。

女性の買い物依存症は、わかる気がする。

親父は俺らによく欲しい物買ってくれるけど、

俺らが欲しがるからだろ。

親父が欲しがるもの…酒ぐらいだと思ってた。

何買ったんだ?

旅行なんて…督促状が届かなくなって、借金なんかなくなったと思ってたから。

そんなの知ってたら、俺らだってうれしくないよ。

俺らの学費とか生活費…全部お母さんなのか?」

 

ひろさんは初めて知った事実に、顔色を変えています。

 

さちこさん

「そうじゃないわ…。

お小遣い制にしていても、それを使い切っては、飲食費といって追加で出させるなら、お小遣いで区切る意味ないでしょ。喧嘩もよくしてた。

私だって、貸し入れをこの人名義にしようともした。でもできないの。支払いが何度か滞るとブラックになって、銀行も融資を断るの。収入に波があるのも、その頃審査に響くから私名義の住宅ローンだもの。サラリーローンなら借りられるかもしれないけど、金額が大きいし、全額借りれない、利息高いとか考えちゃうし。

 

険悪にもなるし、私は返済に追われてるのに、まだ欲しい物を言うのよ。自分が借金作っておいて、私が十分な自由を与えない、奪ったかのように。愛情なんて感じられなくて。

あの時、離婚しておけば…と、思うようになって…。

 

ひどい言葉を浴びせたこともあります。主人が私に見捨てられる不安を持っても、おかしくないですし、見捨てたいと思ってました。

借金を肩代わりした後での離婚手続きは、煩雑です。私一人に借金がある状態にしたのが、大きな間違い。主人は自由、私は予定外の返済に追われます。子供も部活の大会で遠征、道具、修学旅行…学費以外の出費も大きくて。

 

タイミングを逃して、どうやって、借金分を私に返させるか、愛情よりそれが上回っているんです。債務の時効がありますので、ちゃんとした貸し借り書を作成したくて。

夫婦間でそれをすると…、揺らいでいる関係が終わりそうで言い出せなくて。

 

そんな時に小林さんのことがあったの。

私が、お金のことで悩んでいるのに、この人は…、と、その怒りも強くありました。それまでの、愛情でやめさせたい、じゃなく、自分がしたことを考えてよ、そんなことするなら、お金返してからでしょ、そんな気持ちが強かったんです。だから、主人が愛情を感じなくて…それだけ私を理解していたんだと…思うんです。

 

そして、お小遣いがないと私に小銭を要求し、子供にもプレゼントができないという人が、赤の他人、自分の婚外恋愛にお金を出した。

私が離婚を決めたのは、これ以上、赤の他人にお金を使わせないため、というのが、本当だったかもしれません。自分でもわかりません。両方だったから」

 

ひろさん

「親父…最低だ…。

そんな…酷すぎるじゃないか!

俺もようこも騙して?

小さい頃、いろんなもの買ってもらってうれしかったけど、そんなことなら、いらなかった。

 

お母さんが背負ったんなら、家は借金あるじゃないか!

いったい、いくらだよ!

お母さんが何年もって、相当な金だろ。

職場で借りるなんて…。お母さんの立場、そこでも踏みにじってるじゃないか。

自分で闇金からでも借りたらいいじゃないか。

恐ろしいことになるんだろうけど。

お母さんに甘えて、その後も?

俺らに隠して、女に金払って。

その女には、借金のことも言ってないんだろ。

女は、性行為と同時に、金も出させたかったんじゃないか。

どういう気持ちでいたんだ?

答えろよ!」

 

いつになく激しいひろさん。酷い話と聞いても、この展開は、想像してないです。

作者は、もー繰り返したよーですけどー。

 

たかしさん

「…すまない。

最初は、収入のいい時もあって、その時に子供も妻にも自分も贅沢していいと思ってた。

それで家計に何かあったでもない。順調だった。

 

でも、波が悪い時もあって…。おまえらが小学校あたりで、妻の収入に頼ったら、俺の収入がほとんど自由になった。

 

自制しようとしても、子供が欲しがる物は買ってやりたいし…。

俺は子供の頃、親から特別な物なんか貰ったことがない。

自分も我慢してきたんだから、欲しい物を買っていい。

自由にしていて、最初は支払いを滞らせることがなかった。

でも、車になると…一括で買えない。その時はローンを組んで。

 

俺の収入でも苦しくなった。車はメンテも維持費もかかる。

それ以外も欲しい物は出る。つきあいもあって、そこで見栄も張る。高い酒を煽る日々だった。収入が低い時のことを考えないようにしてた。

 

支払えないと気づいた時、どうにもならない状態になっていた。売れるものは売ったけど、車はばれるし、俺も車なしでは、外回りに行けなくなって困る。

隠そうとしても督促状で、妻にも子供にもばれた。

身の破滅だと思ったのに、なんとかすると妻が言ってくれて…。

 

感謝したのに、それまでどうしようと不安いっぱいなところを助けてもらったのに。

償う方法がない。収入を妻に渡し、小遣い制にしても、もともと、二人の収入で家族で生活するものだ。

返済のための金は、別に稼がなければならないけど、妻は子供らに知られないことを求めたし、俺の仕事では、副業禁止だ。

 

一度助かると、借金のことより、妻の気持ちが不安で。

立て替えただけで、負債は俺のだ。

妻の俺を見る目も、それまでと違う。

 

人は知らないから、それまで通りに誘うし、小遣いを使い果たすことになった。断ればいいのに、断らなかった。

夫婦共働きで、人より自由になる金があると思われてて、これまで通りにし続けて。

 

小林さんも、それと同じ。小遣いから出せる金額だ。普通男が払うだろ。お金目当てだとしても、とりあえず食事代ぐら…」

 

ひろさん

「だから、借金いくらで、何を買ったのかと聞いてんだよ!」

 

たかしさんの言葉を遮って、ひろさんが怒鳴ります。

さちこさんの真似かしらーと思ったけど、誰でもこんな話で、他の女に奢ったーて言われたら、同じ反応かー。

 

そうですねー。作者も具体的に書いたことないけど。人は、聞きたいところですー。月にいくら払うかで違うんだけど。

 

さちこさん

「2千万ちょっと、よ。遅延金もあるから端数もあって。督促状だけで払った分もあるし、この人も少しは先に払ってて、本当はもっとあったの。

本当は職場で借りたくなかったけど、住宅ローンや、それぞれの上限があって…2ヶ所に分散になると、同時に支払いが2つ増えるから、本当に苦しい状態になって…」

 

2千万から3千万てとこですか。田舎の新築戸建てが買えますなー。ある程度都会で中古戸建も買えまーす。

2つの支払いに住宅ローン、学費やでー。許せーん。

 

ひろさん

「2千万…。

親父の収入なら、なんとかなる金額じゃないか?

なんで…」

 

たかしさん

「もう俺は借金できなくなってて、督促でとどまらない期日が目の前になっていた。

支払う金がもう尽きていた。

貯蓄も使い果たして…」

 

ひろさん

「お母さんが言ったブラックで、借りるところもなかったってこと?

支払いできた分も含めて…3千万ほどか?

貯蓄って…。

それ払っても、まだ2千万以上って、その一部は俺らにだとしても、商品購入? おかしくないか? 10枚のカードで1つ買うってできない。

いくつか贅沢品買ったって、そんな金額にならないだろ。

違法ギャンブルや、女を別の場所に囲ってた、そういうならわかるけど。

あれだけ次々、督促状来てたなら、短期間で支払う何かがあっただろ。突然始まったじゃないか。

隠すなよ!」

 

たかしさん

「…本当に、ギャンブルや女じゃない。

 

娯楽と言うと、俺がよく欲しがるデジタル機器だと思われてるかもしれない。

 

昔、俺の子供時代、流行ってたものや、親に聞いたもので、もう販売されてないもの…。手に入れるには、本当の価格より、数倍で売られていた。普通のコミックでも数十万、昔のアニメなんてビデオテープしかなくて、秘蔵していた人から買い取るから…数百万のことも…」

 

へー。そんなにするんだー。

 

たかしさん

「何言ってるんだ?

そんなもの、どうするんだよ!

俺だって、小さい頃を思い出して、もう一度って思うことはあるよ。だけど、そんな金出そうと思わない。

なんのために欲しいんだ?

昔のコミック読んで、何になるんだ?」

 

たかしさん

「…金の感覚が麻痺してた…。

欲しいから買った。金額を気にせずに…」

 

さちこさん

「…私も悪いの。

夫婦で生活するという意識を持たさなかったのも、拍車になったの。全収入を自由にできるなら、独身と同じ。

督促状より前から、子供にかかる費用が増えて、私の収入だけ?なぜ主人は支えてくれないの? 思っても主人の収入の波で、どのタイミングで言えばいいのか、わからなくて。

お小遣い制は何度か提案したけど。

 

他にも、レア物と言われる、海外から取り寄せもあったわ。そんなに高いなんて思えなくて…」

 

たかしさん

「…そうじゃない。おまえなら、どうしてそれが欲しいのか、わかってくれると思った」

 

わからんわ。男女の違いもありまーす。

作者の子供時代、母がお高いドレッサーを欲しがりー、父が無駄遣いだ!と言いながら、自分はお高い車を欲しがりー。

作者は女なので、母親のはわかっても、子供なので車なんて移動できればどれでもいいじゃん!て思ってました。今は違うけど。

 

さちこさん

「欲しいのはわかっても、それがいくらか聞いたら、すぐに止めてる。結局それら売ってるじゃない。

道楽家でもなければ、そんなことしないわよ。うちら共働きってだけで、親が資産家でもない、二人揃って人より多い程度なのに、一人がそんな散財したら、家族全体は少しもゆとりがなくなるわ」

 

そーなのです。たかしさんは、手に入れ、いくらか味わうと、次!なのです。あら? それだけ書いたら、誰かと似てるー。

 

ひろさん

「病気にしか思えない。買い物依存…。

でも、今、そんなのしてないよな? 俺らが金入れても、この家保てない。お母さんは、定年待たずにやめてる。

 

督促状は俺が中学生。仕事のストレスとか、何かあったんじゃないのか。

普通の男、父親がすることじゃないけど、俺の記憶で、親父が何かおかしいと思った事がない。帰ると酒臭いけど、酔っても潰れない、理性もある。なのに、他人が気にしないものを買うのに溺れたなんか、信じられない。

 

親父の酒くすねて飲んでて、お母さんにぶっとばされた時、親父も一緒に俺を叱ったじゃないか!

悔しかったけど、中学生で飲酒は悪いことだから、親が怒っても、それは納得したのに、親父何やってたんだよ!

督促状を巡って、お母さんと喧嘩になっても、散財はその前だろ。俺は鈍いけど、親がそんなにおかしくなったのをわからないほどじゃない。

何があって、そうなったか知りたい」

 

ひろさん、ありがとーなのです。そうやって聞いてくれないと話、進みません。誰か、過去を掘り下げてくれないと、真相に向かえません。

 

未成年飲酒はぶっとばされたぐらいじゃすみませんよー。

おまわりさんこっちです!になります。

第一、アルコールは未成年の体によろしくなーいのよ。

 

作者は一気にその真相までこの回に入れてましたが、なんでも長すぎるので、分けたのーで、長くなるのでーす。

 

 

続くのです。

 

 

 

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