昨日お伝えしたベーシックコースの続きは、第3回の混合及び永久歯列期の大臼歯の整直法や咬合挙上法からです。
Eの早期喪失などで6番が近心傾斜している場合、限局的なブラケット装置で、効果的な大臼歯のアップライトができるかを実習します。
過蓋咬合のバイトアップ法を、主にユーティリティーアーチによるブラケット装置でご紹介します。
第4回は、混合及び永久歯列期の大臼歯の遠心移動法を学びます。
ヘッドギアー、床装置、3Dリンガルアーチ、セクショナルアーチ、GMD、ペンデュラム、リップバンパーなどの装置が有効です。
しかしベーシックコースでは話が別で、上顎前突症に対してヘッドギアーを併用しながら、セクショナルアーチ(2×4)でオープンコイルスプリングを活性化させます。
下顎にはリンガルアーチを固定源にして、Ⅱ級ゴムの協力で、上顎6番を遠心移動する方法を実習で再現します。
第5回は、各種矯正装置の特徴と使用上の注意点、技工指示書の書き方、4回の講習の補講、オープンバイトの改善法をご紹介します。
以上のベーシックコースの実習内容が、歯科セミナーで歯科知識を深めたい方の貴重な情報として、今後の歯科医師人生に役立つでしょう。
歯科医師が更なるスキルアップを目指して、矯正セミナーに参加するのは、暗黙のルールとして歯科業界に浸透しているのではないでしょうか。
患者により良い治療をするためには、現状のスキルに甘んじるべきではない、と歯科医師が向上心を高めるのは珍しいことではないです。
さいとう歯動塾では、定例セミナーを数種類開催可能で、ここではベーシックコースを説明します。
第1回は、混合歯列期の反対咬合や正中離開の改善法を実施しまして、大臼歯のバンディング実習を行い、電気溶接機でチューブやリンガルアタッチメントを溶接します。
前歯部にはブラケットを直接接着法で装着し、各種ワイヤーを使った歯の移動をシュミュレーション(ワイヤーベンディング実習も含む)します。
第2回は、混合歯列期の拡大装置を用いた実習であり、可撤式の拡大床装 置が大流行ですが、協力度の低い患者には固定式装置がお勧めです。
クワド(バイ)ヘリックスや、3Dリンガルアーチを用いて上下歯列を前方、側方更に後方への拡大を受講生にしていただきます。
続きは明日にしますので、ベーシックコースのことをもっとよく知りたい方は、明日に改めてご訪問ください。
きっとあなたは、ためになる矯正セミナーだとご満足されるでしょう。