日曜日の朝 正式に彼女と別れた…。
出会いがあれば別れもある。長年連れ添ったオレ達だって例外ではない。
オレは一年程前から彼女に対してかなり嫌気がさしていた…。
判を押したのはオレの方からだったが 彼女も自由奔放なオレに嫌気がさし肩の荷が降りたのかもしれない…。
彼女とは色んな所へ行った…。
海 山 川はもちろんの事 遠くは東京へまでだって行った事がある…。
そんな事を思い出し 時計は午後2時を指すというのにオレは布団にくるまって動けずにいた…。
すると家の前に一台の車が停車する気配を感じた…。
まさか…。
彼女が帰ってきたのかもしれない…。
ピンポーン。
インターフォンが鳴った…。
間違いない…。
オレは今すぐに駆け出したい気持ちを必死に抑え 冷静に冷静にと玄関へと擦り寄った…。
「はい。どちらさんですか?」
期待と不安で多少 オレの声はうわずっていたかもしれない…。
「〇〇です。納車に伺いました。」
新しい彼女だった…。
あぁ…これからはこいつと共に新しい人生を歩んでいこう…。
遠くのTVでは やしきたかじんが鋭いツッコミを炸裂さしていた…。