利回り

 

が戻ってきている?

 

過去20年近く神奈川県、東京都のある地点の売り出し物件を毎日見ている。大手が分譲した数棟のマンションの売買も見ている。

 

 

結果・・・・

 

神奈川県内では昨年初めあたりを頂点に下落しているポイントが増えてきた。それは爆上がりした湘南エリアも例外ではない。昨年の今ごろは神奈川県内のファミリー区分で築30年前後のもので利回り10%を超えているものは皆無だった。(横須賀市除く米軍借り上げなどあるため)でも現在は公表されている物件(真面なもの)だけでも3件ある。

 

弊社で購入予定の物件も9%利回りで出ていた区分マンションを指値交渉の結果12%UPで購入している。

 

 

東京都内もしかり、超都心は相変わらず強いが、意外と下落してきたエリアも増えている。

 

 

 

それにしても思うんです。

私が新築1Rマンションを販売していた20年以上前。渋谷駅徒歩10分以内の20㎡、風呂トイレ別の現在と同じような仕様のマンションは2200万前後だった。今だったら3500万以上は間違いないだろう。でも賃料相場は1.6倍以上になっているだろうか?間違いなくなっていない。

 

1R業者は必死に都心への人口流入増を謳っているが、それと1Rの賃貸需要がどれほど連動しているか?そんな数字より現実問題として、価格に連動して賃料も上がっているか?が大切なのでは?

 

 

さらに金利!

20年前はオリックスやジャックスの金利は変動で4%前後だった。(当時のお客様は、どんどん返済は安くなたった)。では今は?・・・・2%を切る金利・・・それでも収支は大きくマイナス。つまり、賃料が価格の上昇に連動しきれていない、それほど賃貸需要が高まっていない証拠。

 

これからより国際色豊かな東京になると思う。外国人の住まいなどの供給も増えると思う。でもそれって彼ら(ワンルーム業者)が言う1Rではない。単身の高齢者も増えるかもしれない、でもそういう人たちが都内の1Rマンションに好き好んで住むだろうか?少なくとも初老の私にはその感覚は一切ない。

 

 

ということで?

しっかりと過去を振り返り、これからを市況を見据え投資対象を判断するのも、不動産投資の楽しみかもしれない。

 

このブログを読んで「ワンルーム屋さん」や「揚げ足をとるのが好きな人」は・・・・

「神奈川県で利回りが戻ったんだろう?ということは価格が下がったんだから投資的魅力はないじゃん!」なんてことを言うかもしれない。

 

でもね、こういう人がいるからこそ・・・私は不動産投資の世界で生きていけるのです。そして四半世紀の不動産経営(投資)でより豊かな生活が送れているのです。

 

 

 

 

 

 

余談

 

あるブログでこんな感じのことを言っている人がいました。

「ロレックスなんて意味ない、時計なんて時間を見る機械、それに高額な金銭を支払うような低知能な人は・・・」って。

どうですか?確かに時計は時間を確認するというのが大きな目的ですね!でもそれだけなのでしょうか?そして、それに高額な金銭を支払う人は低知能なのでしょうか?こういう人って・・・。