たまには蓮目線でリク罠を。

「仮面の下で(仮)」


念願叶い、キョーコと付き合いだした蓮。キョーコの前ではいつも自信満々な大人の男を演じ、彼女をからかう余裕まであるように見せている蓮だったが、内心は不安でイッパイだった。

キョーコが無自覚に引き寄せる馬の骨は日々増え続け、油断ができない状況で。
出来うる限り威嚇して追い払ってはいるが、なかなか手強い輩もおり。
恋愛ゴッコしかしてこなかった過去の経験は、キョーコ相手だとなんの役にも立たず。

むしろ、その昔の彼女達全員に振られたという経験が、不安な要素として今も頭にちらつく始末。

キョーコに嫌われたくないから、抱きしめたくなったりキスしたくなったりしたときには、腕を組んで顔を引き締めて耐えた。
他の男への警戒心がまるでないキョーコが心配で堪らないが、それを彼氏面で指摘することができず、今まで通り、厳しい先輩として怖い顔をして脅すことでわからせようとした。

自身の中の辛い葛藤を気づいてくれないキョーコに対し隠さずいられるのは、イライラした感情のみだった。これは先輩として接してきたときから変わらないものだったから、自然に出てしまっていたのだが。


蓮の自信のなさからきてるその行動を客観的に見てみると、キョーコの前では常に「イライラしてるか、怒っているか」であり。

そのことを社に指摘された蓮はつい本音をもらしてしまう。

「キョーコの前で、優しくて温厚紳士な敦賀蓮を演じるなんてできませんよ。どうしても素の・・・・・・・・彼女に対してイライラしてる素の俺がでてしまうんです」

優しい=演技
イライラ=素

偶然この話を聞いてしまったキョーコが出した結論は?

タイトル、内容すべてアレンジ自由!
仮面の下のダメダメな蓮わんこを、どなたかよろしく!

この罠穴にはこのお方をご案内しましたー!
<リク記録59>被害者「スウィート・ムーンのブログ」さんの場合



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