大宮B L妄想物語。
*閲覧注意*
N.side
「どう?美味しい?」
「う"ん、お"いしい♪」
「良かった♪」
お昼も近い時間、、
空っぽの胃にチャーハンをおさめた。
わがままを言って
智さんに作ってもらったチャーハン。
あの、、翔さんが食べたという
ツナのチャーハンだ。
もう僕の嫉妬深さは智さんにバレてるし
モヤモヤするくらいなら素直に自分を
出していこうと思った。
それに僕のわがままを言うと
智さんは何だか嬉しそうだった。
「また、いつでも作ってやるからな」
「ホント?」
「ああ、」
「嬉しい♡」
幸せ♡
起きたら当たり前のように好きな人がいて
大好きな人に食事を作ってもらって
一緒に食事にとる。
幸福感でいっぱいだ。
お礼に、今日の夜は
智さんの好物を作ってあげよう。
食べ終わったら、洗濯物を干して、
買い物に行こう。
あ、車を出して大きなショッピングモールに行ってもいいな。
あと、最近あそこにも行けてないから
智さん誘って行こうかな。。
なんて…
今日の予定を考えていた、、
「そうだ、カズ」
「一緒に…暮らそうか」
「うん♡」
智さんも一緒に出かけることを考えてたんだぁー
と、、思ったけど
ん?
なんか違うことを言われたような。。
「智さん?今、なんて言ったの?」
「ん?『一緒に暮らそうか』って」
「え!?一緒に?暮らす?
・・・・誰と・・・誰が?」
「俺とカズ」
「僕が智さんと一緒に暮らすの?」
「ふふ♡そう、どうかな?」
「どうかなって、、そんな……そんな、、
大事なこと、」
____ご飯食べてる時に言わないでよ。。
口に含んだチャーハンが
うまく喉をとおらない。。
僕は、胸を押さえ俯いた。。
「え!?や、ごめん、どうした?大丈夫か?」
智さんが隣にきて 僕の背中を擦ってくれた
今度は泣きそうだ。
一緒に暮らす。。
素直に喜んでいいのだろうか…
「・・・もしかして…僕に気を使ってくれてる?」
「俺の素直な気持ちだよ。
まぁ、すぐには難しいかも知れないけど
考えていかないか?俺らの未来を…」
「未来?」
「そ、一緒にいる未来。」
「うん」
頭をサラッと撫でられた。
「智さん……ありがとう。」
「ふふ、さっ、今日はどうする?」
「あ、ね、買い物に行きたいな。
今日の夜は智さんの好きなもの作りたいの」
「お、いいね。じゃあ車だしてドライブがてら
買い物いこうか」
「うん♡あと、サウナに行かない?」
「サウナ?」
「そ、僕サウナが好きで、、
最近は行けてなかったんだけど、、
智さんも一緒にどうかな?」
「サウナね…」
「嫌?」
「嫌というか…」
「ん?何?」
「その身体でサウナはやめたほうが」
「え、身体?」
ほら、って
僕のTシャツの首元を引っ張って覗いてきた
「え、、あっ///」
ソコに目をやると、、
見える範囲だけでも身体に赤い印が
そこらじゅうついていた
「ちなみに、太もももすごいと思うよ」
「////やだぁ、、」
「サウナに入りたいなら貸し切りの個室限定
だな。」
「////えー」