大宮B L妄想物語。
*閲覧注意*












O.side











カズのご両親に会うからと、、
気合いを入れて来たんだが。。




「にのちゃんママのご飯美味しいね〜」



「あら、嬉しいわ。まさきくんいっぱい食べて♪
智さんもね♪」



「はい、ありがとうございます。」




どういうわけか、
カズの実家でカズのお友達も一緒に
ご飯を食べていた。



「相葉くん、、何で来たの?」


カズのちょっと不貞腐れたような
言い方からすると
カズもお友達の訪問は知らなかったようだ。



「そんなのにのちゃんに会いたかったからに決まってるじゃん」


「だから、何で今日僕が実家に来るって分かったの?」



「毎回トレードショーがある時は
実家に泊まってるじゃん♪だから♪」



「だからって」



「あ、でも今回はごめんね。
まさかにのちゃんの彼が来るとは思わなかった。」



「ちょっ…と///」



「ふふ」



「もぉ…」



カズの母ちゃんはキッチンにいて
今の会話は聞こえないと思うが…

カズは俺らのこと母ちゃんには
隠しておきたいようだ。




「でもさぁ、珍しいじゃん、
にのちゃんが人を実家に連れてくるなんて…」




「それは…///」




「しかも、泊まるんでしょ?」



「////」
「泊まらせてもらいます」


と、俺が答えた。



「それだけ大野さんに心を許しているんだね」



「///それは、、うん…そう」



ちらっと上目遣いで俺を見て
照れながら答えた。







「ふふ、良かったね。」







それからカズの母ちゃんも加わって
小さい頃のカズのことを色々教えてくれた。

カズの父ちゃんも加わると野球の話題になり
俺にはまったくわからない話しだったが、
楽しそうなカズを見ているだけで満足だった。


お酒も進むと、、
カズが父ちゃんに俺が釣り好きなことを
自慢気に言いだした。
カズの父ちゃんもハマっていた時期があったらしく
後半はほとんど釣りの話しで盛り上がった。




カズの頬が赤く、舌っ足らずになってきた頃
食事がお開きになり相葉くんは帰っていった。




別れ際、、
相葉くんから



「大野さん、今日は会えて良かった。
今度は是非野球を観に来て♪」



「うん。行く、行く、」



「じゃあまた。
にのちゃんをよろしくお願いします。」


と、頭を下げられた。











カズの家は平屋で
一番奥がカズの部屋になっていた。



入ってすぐにカズを抱きしめた。



「相葉くんにカズのこと任されちゃった」



「///・・・困る?」



「困るわけない。」



「ふふっ」



「今日はここに誘ってくれてありがとうな。」



「うんうーん」



「カズの話しいっぱい聞けた。」



「ふふっ、僕もあまり覚えてない小さい頃のね。」



「かわいかったんだろうな」



真っ白な頬を撫でた。



「それは、、うん。
智さんがメロメロになるぐらいかわいいと思う」



「今でもメロメロだけどね。」




「///メロメロなの?」



「メロメロだ。」




鼻の頭に唇を寄せると、、


カズがぎゅーと抱きついてきた。




「どうした?」



「やっとくっつけたから///」




と、、可愛いことを言ってきた。





ここはカズの家、、

明日も仕事、、

しかも大勢の人前に立つ。


・・・・どこまでだったら許される??