大宮BL妄想物語。
*閲覧注意*










O.side








スーツを着ていない二宮さんを
初めて見たけど、、

本当に俺と2個しか違わないのか?
幼いというか、可愛いらしくて年齢不詳だ。





それよりも、今日のこと
無理させたのではないかと思ってしまう。


だけど大変な用事だったら
俺との約束断るだろう。

じゃあ、、なんで部長と一緒だった?

しかも自宅まで送ってもらうなんて…

まぁあの優しさの固まりを持った部長のことだから
そういうことをしてくれそうだが…




一瞬目を泳がせた二宮さん。


もしかして、、
見てはイケナイ、触れてはイケナイ
ことだったのか??




「あ、ごめん、
もしかしたら二宮さんじゃなかったかも。」




「いえ、僕です。
帰る直前に部長に仕事を頼まれて、、それで、
急いでる僕を見て部長が帰るついでだからって
タクシーで送ってくれたんです」




「そうなんだ。部長、、優しいね」



「はい…」





二宮さんの動揺は俺の気のせいだったようだ。







洗濯をスタートさせ
二宮さんとラーメン屋に向かった



「なんか、、私服だと雰囲気が全然違うね」



「え///やっぱり変ですか!?」



「変じゃなくて、、可愛いらしいなあと思って」



「幼く見えますよね…」



「うん。あ、でもいい意味だよ!!」



「ふふっ、
"幼い"にいい意味ってあるんですかぁ?」



「あるの!あるの!!少なくとも俺には好印象」



「//// そういう大野さんも雰囲気違いますね」



「え!?そお?」



「はい」



「······ちなみにどういう印象?」



「ふふ、聞きたいですかぁ?」



「聞きたいなぁ」



「あ、、着きました!ここです!」



「あ、え!?着いたの?」



「はい、着きました♪」



めちゃくちゃいいところで
ラーメン屋に着いてしまった。



残念、


どんな印象なのか知りたかった。



並んでいる人が数人、俺らは最後尾に立った。

一つまえの人はカップルだ。
流石にここでさっきの答えを聞くのは気まずい。



「いつも二宮さんは何食べるの?」



「僕はタンメンです」



「タンメンかぁ、俺もそれにしよ♪」





5分ほどで店内に入ることが出来、
空いたテーブル席に着いた。




「大野さん、ビール飲みません?」



「お、いいね」



瓶ビールとグラス2個、タンメンを頼み
すぐに来た、ビールで乾杯した。


「お疲れ〜」
「お疲れさまぁ」



「あぁーー、旨い」



「ふふ、仕事の方はどうでした?
スムーズに行きました?」



「うん、一筋縄ではいかない取引先って
聞いてたけど、坂本さんが一緒だったからスムーズにいったよ。」



「良かったですね。」



「でも、今度から俺が担当すると思うと
ちょっと怯むよ」



「大野さんなら大丈夫ですよ。
それに何かあったらすぐフォローが入ります」



「うん、頑張るよ」



いつも二宮さんに頼りっぱなしだ。




「二宮さんは?何か困ったことはない?」



「え///」



「いつも俺が聞いてもらってばかりだからさ」



「///僕は、、特には…ないです」



「そ。一応これでも二宮さんより先輩だから
何かあったら相談にのるよ」



「一応って、、大野さんは頼りになる先輩です//
だから…何かあったら相談しますね//」



「ふふ、うん♪」







二宮さんおすすめのラーメン屋は、
めちゃくちゃ美味かった。





コインランドリーに戻り
終わった洗濯物を取り店舗を出た。




「二宮さん、、この後は用事ある?」



「特にないです。」



「じゃあ、俺んちで少し飲まない?」



「これから…大野さんちでですか?」



「そ、もう少し、二宮さんと話したいけど
これ持ってるしね。俺ん家で悪いんだけど」



「いえ///じゃあ、、お言葉に甘えて//」