大宮 B L妄想物語
*閲覧注意*










すっかり家事にも慣れた。

一人で暮らしていた頃は
週に一回で済ませていた洗濯だが
今は毎日している。


煮物を火にかけながら
たっぷりお日様を浴びた2人分の洋服を畳む。


干すのは智の仕事で
取り込むのは僕の仕事だ。



バイトの子、、

かわいいのかな。


やっぱりどんな子か見にいけば良かった。


でも、見たら余計もやもやするかもしれないし…



そんなことを考えながら
洗濯物を畳んでると、
仕事を終えた智が戻ってきた。




「あ、おかえり。お疲れ様」



「ただいま」


背中をすっぽり智に包まれた。


「・・・・・どうしたの?」



「ん?俺の温もり求めてるかなぁと思って」



智には何でもお見通しだ。

バイトの子にいちいちヤキモチ妬いていたら
呆れられ愛想つかされちゃう



「・・・・・ごめんね。めんどくさい男で」



「全然、めんどくさいよ。」



頬にキスをされ、

一緒に残りの洗濯物を片付けた。



「そうだ。和?」


「ん?」


「バイトの子だけど、
姉ちゃんの近所のママ友さんのお母さんだからね」



「ママとものお母さん…!?・・・だって智、、
バイトの子って」



「うん♪変か?」



「///紛らわしい」



「ふふ、」





夕食を食べ終え、
テレビを観ながらまったりしてる時

潤くんからお願いされたことを
智に伝えた。




「パンフェスが終わってからなら
全然大丈夫だよ。」



「やっぱり…受けるよね…」



「ん?和はイヤなの?」



「あ、イヤっていうか、、
今でも忙しそうなのに
これ以上仕事増やしたら…と思うとさ」



「ふふ、心配してくれてありがとう」


隣に座る智に両腕で腰を囲まれ
包み込まれた。


「///だって」



「早く手伝ってくれる人探さないとな」



「・・・うん」




イヤな理由は他にもあった。


だけど、
それは言えない。。。






「でも、、どんなに忙しくっても
和との甘い時間は作るから
心配しなくても大丈夫だからな」



「///うん、こうしてるだけで満足♪」



智の背中に腕を回して抱きついた。


Tシャツ一枚の下にある
充実した筋肉の感触に体が熱くなる

逞しくて、いい匂いがする。
顔を埋め胸いっぱいに智の匂いを吸い込む

香ばしい香りと体臭が混ざった匂い
心地よくて体の芯から温かくなる。





「和、煽ってるだろ?」



顎に指をかけられ
上を向かされる



「え///」



すぐにくちびるが重なり深くなる
舌を絡め合い 口内を荒らした


くちづけしながら背中をかき抱かれる


愛する人とのキス は 体を熱くする。


このままでは、
もっと先が欲しくなってしまう。



「ベッド行こうか」


「・・・・それは///……寝るってこと?」


「ふふ、、うん、寝るけど、、
イイコトもしよっか♡」



「////」



甘い時間はこれだった。