大宮 B L妄想物語
*閲覧注意*








O.side





ホテルの部屋のお風呂に
カズくんを股の間に座らせ湯船に浸かる



この体勢に最初こそ恥ずかしがっていたけど
今は俺に身体を預けて気持ち良さそうだ

てか、
今にも寝ちゃいそうだ。



「カズくん?起きてる?」



「・・・おきてますぅ…」



「ふふ」



カズくんの可愛いうなじに唇を押し当てた



「ひゃっ///」



「可愛い」



「もぉダメですからねぇ、」



「ふふ、わかってるよ」



「ほんとにぃ?」



「ほんと、ほんと」




実はバスルームで
カズくんの中に放った浴を
掻き出してる時


羞恥に頬を染め、可愛い喘ぎ声を出す
カズくんに興奮してしまい
再び挿入し責め立ててしまった。



ベッドでぐったりしているカズくんを
抱きあげてバスルームまでくる程だったのに
俺は追い討ちをかけてしまった。



一度繋ぐことができたら
こうなることは想像していた。


上気した真っ白な肌がたまらなく艶やかで
俺を誘惑してやまない


可憐で妖艶で
俺は煽られまくりだ。


欲望のままに
カズくんを求めたてしまいそうだ。




「智さん?明日の予定は?」


「明日か…」


チェックアウトぎりぎりまで
ベッドの上でイチャイチャしていたいと
思ったが…
カズくんがそう聞くということは・・・



「どこか行きたいところある?」



「あの、僕来るの初めてで、、
できたら少し観光したいなぁと思って」



「いいね、デートしようか♪」



「はい///」



「朝食はルームサービスにして
ゆっくり出発しよう」



「ルームサービスですか?楽しみです♪」



「ふふ・・・・もう出ようか、逆上せるな」



「はい///」












ベッドに入りカズくんを抱き寄せた。


「なんか…落ち着かないです///」



「ふふ、俺は落ち着く」



カズくんは部屋に用意されている
ナイトウェアを着ていたが
俺はボクサーパンツ一枚で
カズくんの体温を素肌に感じている。


黒髪をそっと指でかきあげ、
額に唇を押し当てた。


眠そうにとろんした瞳が俺を見つめてきた。


「智さん…おやすみ///」


と、カズくんから唇を重ねてくれた。



「おやすみ。」



心も身体も満たされ眠りについた。



















それから数日後の週末…

翔くんが家にきて、カズくんと一緒に作った料理を3人で食べている。


翔くんに会うのは久しぶりだ。





「驚いたよ。
ニノを家に呼ぶほど仲良くなってたなんて」



「うん、付き合ってるからね」



野菜やうずらの卵が入ったミートローフを
頬張り
「これ、うめぇ」
と感動してるところで
俺はカズくんとのことをカミングアウトした。




「そう、、付き合ってるの」



「うん」
「////」



「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」



「え!?え!?
今、付き合ってるって言ったよね!?」



「うん、」



「誰と誰が?」



「俺とカズくん。・・・ね!?」
「///はい」



「"カズ、、くん"って、、
そして、"はい…"って新婚か!!」



「ふふ、新婚に見えるって」
「////」



「マジなの?」


「マジ。」


「そう…その…別に偏見はないけど、」


「うん」
「・・・・・」


「俺の大事な幼馴染みのニノを
泣かせたりしないでよ?」


「翔ちゃん…」


違う意味で泣かしそうだけど

「////智さん!!」

「ん?」


「いや、大丈夫。ちゃんと幸せにするよ。」


「///」


「///そう、良かった。・・・
まって、ってことはさっ、」



「ん?」



「俺のお陰じゃね?
俺が"料理教室に通おう"って智くんを誘ったからニノに出会えたんだよね!?」



「まぁ、、そうなるけど、、」


「感謝してよね」


「ふふ、、それはどうかな?」


「何でだよ」


「きっとカズくんとは
出逢う運命にあったと思うから・・・」


カズくんの頬をさらっと撫でた


「///智さん」



「ちょ、///ちょっと!///
そういうコトは二人の時でお願いします///」



「翔くんが煽ったんじゃん」



「いや、そういうつもりで言ってないし」



「・・・もう帰る?」


「イヤイヤ!まだ、帰らないし!
てか今日はお願いがあって来たんだけど」



「・・・・何?嫌な予感しかしないんだけど」
「確かに」