大宮BL妄想物語
*閲覧注意*











ご飯屋さんを出て
潤と自宅に帰らず
大野さんの車に乗った。


向かう先は…
大野さんの自宅。。



潤に外泊の許可をわざわざ取るなんて///


僕は明日どんな顔して家に帰ればいいんだろう///


って、、泊まるからって
そういうことスルとは限らないか…


あ、でも何もシないとなるのも

それはそれで僕に魅力がないんじゃないかと
落ち込むな。。





「今日、泊まっていってくれる?」



「・・・はい///でも、僕手ぶらですけど?」



「カズくん身一つで大丈夫だよ。
色々貸してあげるから」



「はい///よろしく、お願いします!」



「ふふ、緊張してる?」



「///少し」



「・・・・俺も…」



俺も…

と、艶っぽい声で言われたら

期待しかないじゃん///











大野さん家に入ると、

「もう遅いし、先にお風呂に入る?」

と入浴を促された。


大野さん家はあの日…
恋人の関係を申し込まれた日以来だ。


訪問2回目にして お風呂。。

まぁ、泊まるんだから
お風呂を貸してくれるのは当然のことか///



お風呂が沸けるまでの間
僕はソファーに座り
つけてくれたテレビを観る。


大野さんはというと、
僕の着替えやら色々と準備をしてくれていた。


先にお風呂を貸してくれて、
清潔なTシャツと短パンを渡してくれた。


二人とも入浴を済ませ
少し飲むことになった。


ソファーに二人で座り
ビールで乾杯する。


「乾杯」


「かんぱい////」


湯上がりの濡れた髪が
大野さんの色気が爆上がっていた。


僕は落ち着かせようと
ビールをイッキ飲みした。


「そんな飲み方して大丈夫?」


「だ///大丈夫です。
お風呂上がりのビールはおいしいですね」


「さっきはノンアルだったから余計かもね」


「はい///」


へんな緊張から
お酒が進んだ。。



逞しい二の腕にチラチラ目がいっていた…



「ふふふ、カズくん、二の腕好きだよね?」


「え///」


「前も酔ってペタペタ触ってたから」



「すみません///」


「何で?謝ることないよ。
スキンシップ嬉しかったし」


「/////」



恥ずかしい


「触る?」


と腕を突きだしてきた。


「////や、まだ酔いが回ってないから
恥ずかしいです」



「そっかぁ、残念」



「・・・・」



「じゃあ…俺が触っていい?」



「え、、」



と、大野さんは僕の方を向き
そっと肩に手を乗せた



「////」



「カズくん…」



「はぃ…」



「抱きしめていい?」


僕が小さく頷くと…


大野さんの胸に引き寄せられた。



何これ、、


すごくあったかくて…


安心する。


「大野さんの心臓の音が聞こえます///」


顔をあげたら

思ったより顔が近くてびっくりした



「ふふ」


優しく微笑まれ…


僕はその笑顔にキュンとなった。



「・・・おおのぉさん…」



「ん?」



穏やかな顔をみて……

さっきまでの緊張はどこかにいった


頬を優しく撫でられ

僕は目を瞑った。。



柔らかな唇が重なる


深くなっていくキス…


僕は 大野さんの背中に腕を回した。


抱きしめられている腕に力が加わると…

唇で唇を開かれ

そのあいだから舌が入ってくる


うまく反応できない僕を宥めるように
大野さんの熱い舌が口内を優しく愛 撫する。

舌を出してみるとからめとられ、

吸い上げられた。


「・・・・ん…っ、」


息が苦しくなって
顔を離そうとすると
大野さんは名残惜しそうに唇を吸い上げて
くちづけを解いた


鼻先が触れる距離で僕を見つめる目は
もっと欲しいと言っている。



「あの///僕、男ですけど、、
その///デキマスか?」


思いきってきいてみると
大野さんは目を見つめたまま
片手を脇腹に添え、その手をゆっくりと
下半身へとすべらせた



「愚問だね・・・カズくんは?
俺に抱かれることになるけど…」



手が短パンのスウェット越しに尻を撫でた



「////」



体がカッと熱くなった


「ふふ、まぁすぐにとは言わないよ。
機が熟すまで待てるから……」



「・・・」



目の前に食べたいものがあるのに
待てるという自制心を見せられると
もう少しがっついて欲しいと思ってしまう。