大宮BL妄想物語
*閲覧注意*







O.side





・束縛しない
・程よい距離感を保つ
・がっつき過ぎると嫌われる




何だよ。これ。




この間…和に
"沢山会ってると飽きちゃうよ。"
って言われて調べてみた


『付き合いたてのカップルが気をつけること』


恋愛初心者だから、、
マニュアルを参考にしようと思った。


恋人になっても
我慢することっていっぱいあるんだな。



好きだから束縛したいのに、
好きだから常に一緒にいたいのに、
好きだから会えば 抱 きたくなるのに、、


付き合って行くって難しい。。な。





でも、、せっかく
和が俺のこと好きになってくれたんだ。
今の状況を大事にしたい。





週末…危うくがっつくところだった。。


教室がちょうど終わった頃和は家に来た。
夕食は外に食べに行くことにしてたから
俺は着替えて準備しようとしたら、、

和に、、

「ね。そのままじゃダメ?」

「ダメじゃないけど…いいのか?」

「うん。大野さんの着物姿…似合ってるから」


似合ってるって
つまりこの格好が好きってことだよな♪

その時は平然を装って、OKしたけど
内心はニヤニヤだった。


お酒も飲みたかったから、、
タクシーで行きつけの和食屋さんに向かった。

そこで美味しいごはんを食べて
美味しいお酒を飲んだんだけど…

和はやっぱりお酒はあまり強くないみたいだ。
日本酒を飲んだから…思いの外酔ってしまった

スキンシップが激しくなり・・
甘えたになりで・・・

それはそれで…最高だった。


一応店では我慢してたんだな。
タクシー乗ったら
俺にもたれかかり

「きょうわぁ・・ぼくじゅうのにおい・・・」


「ああ、教室のままだからな。」


「ふふっ♪」

俺の匂いを嗅いでご機嫌だ。

家に帰って着替えようとしたら

「まだダメらよ」

「そうなの?」

「そ♪」

「水飲む?」

「えーさっきおうちでのみなおしょっていったらん」

「そうだけど、、大丈夫か?」

「あま~いおしゃけだからだいじょうぶ♪」

大丈夫なのかよ。

「サワーでいいか?」

「あい♪」




こたつに入って
俺の 股 の間に座って…

タクシー乗る前に立ち寄った
コンビニで買ったボテチを
つまみに、、ちびちび飲んでる。

さっきからまた指を ナ  メ てる。
ホント、それ エ ロ いんだってば、、

しばらく見てみぬふりして我慢してたのに、
わざわざ俺に振り向き
顔を見ながら指を ナ メ るから、、

その指を俺の ク  チ に入れてしまった。

煽  ってるだろ。

「やらちい」

やら しい のはどっちだ。

顎を持ち 唇 を 重ね…

シ  タを入れた。

ポテチの味だ。

体勢が苦しそうだったから
俺の方に向かせ…太股に乗せた。。



「・・・真っ赤。大丈夫か?」


「うん?だいじょうぶらよ」

ろれつ回ってないけど(笑)


「・・・・やっぱりきがえる?」


「ん?大丈夫だよ?」


「・・・・」

衿をいじいじして…
着替えて欲しいのか?

「・・・じゃあ着替えよっかな。」


「うん。」


素直だ。。


和をそのまま抱き、立ち上がった

「わっ!」


「ふふっ、2階一緒に行こ」


「・・・ちからもち…」


「ちゃんと捕まってろよ」








和をベッドに座らせ
着替えた。。


ちょっとぐらいいいかな。
でも酔ってるから…やっぱまずいかな。
だけど、あんな甘えたな和を見たら
抑えられねぇよな。

と着替えながら自問自答してたけど、、

ちらっと後ろをみたら、、



和はベッ ドに横になってる。

これは、、

寝ちゃったか。。


そっか、、

そうだよな。。

まぁいっか、、

可愛い和が見れたから。。




文字通りすやすや眠っている和は
天使に見えた。


俺に新しい景色をみせてくれた。
可愛い天使。


「和……出会ってくれてありがとうな。」


髪を撫でた。


横にいてくれるだけで
満足する関係があるんだな。



和に布団をかけ、片付けをしに一階に戻った。











もとい・・・




前言撤回・・・



「やっ…おお…のさん」


「智だろ」


外がうっすら明るくなったばかりの明け方
ト イ レ に起きて戻ってきた和を捕まえ
キ ス  し、、
柔らかくてすべ すべ のカ ラ ダ を撫でまわした。。

しっかり反応した和のを…確認したら
止まらなくなってしまったんだ。

お互い下だけ 脱  ぎ
正確に言うと和のは俺が脱  がしたんだけど

和を横向きにし、、
後ろから股  の間に俺のを 挟 み、、
和のを握りながら腰を 揺  らした。





「・・・・ハアっ  すごっ…い」


「・・・ク っ…和。。」


「ア ッ・・・ア ッ・・さ…とし」


腰を 叩 きつける音が響き渡る。。
そういえば、、ユズがいないな。

いつの間にか出ていったかな。。
悪いことしたな。。


「ア ッ……イ っちゃうよ」


「イ っていいよ 」







横にいるだけでいいって思えたのは
和が眠っていたからだ。



恋愛マニュアルの"がっつき過ぎない"
これが一番守れないかも。。