大宮BL妄想物語
*閲覧注意*










「お風呂一緒に入る?」


「え!?///」


ごはんも食べ終わって
後ろから包まれるように
抱かれながら耳もとで言われた



「・・・一緒に入ろ。」


決定…なのね。。


オレは頷いた。。。





脱衣場で一緒に洋服を脱ぐんだけど・・・

所詮男同士。
ついてるものは一緒。
しかもオレは一度大野さんに見られてるし
意識しなければいいんだ!
そう!
そうだよ!


「何、ぶつぶつ言ってるんだ?」


って大野さんを見たら
もう裸だった

ダメだ。見ちゃ///
すごい…いい体してた。。

着物の中はあんな体してたんだ。
笑うと"ふにゃ"ってして
どっちかっというと癒し系。。
なのに、、体は・・筋肉質で男っぽい。。



ギャップ王子じゃん!!



「和~まだか~」


「あっ今行く~」

ダメだ。
極力体を見ないでさっさとすませよう。









なのに、、


「んっ…」


「・・・っ…」


大野さんの手が・・・

泡が着いた手で・・・
オレの体を洗ってくれてるんだけど

"洗われてる"って感じじゃない


いやらしんだよ。


「・・・自分でやるって」


「遠慮するなよ」


極力体を見ないようにしてたのに
目の前にいい体だし…
濡れた髪が…色気爆発だし…

はぁ…
とにかく"無"になろう。



湯船につかったらもっと最悪だった。


後ろから抱きしめられて浸かってるから


「ねぇ…あたってる」


「気にするな。」


オレのケ ツ に大野さんの固くなったものが//

こんなの。
気にしないほうがおかしいでしょ。
オレはまた"無"になった。




何とか風呂は乗り越えた。
乗り越えたってのも変なんだけど、、

あまりにも大野さんは平然としているから
オレだけドキドキしてるのが恥ずかしい

そう考えると大野さんはやっぱり、、
男の体。。慣れてるのかな。









一緒にお布団に入って
大野さんに腕枕される。。

デカイベッドなのに真ん中でくっついて
贅沢な空間だ。


「和?次はいつこれる?」


「明日は教室でしょ?」


「そうだけど。」

大野さんは水曜と土曜は自宅で教えている。
あとの日は潤さんのお父さんが開いてる教室に教えに行ってる。


「週末来ようかな。大野さん日曜は予定ある?」

「・・・ないけど。
週末まで待たないといけないのか?」


「・・・・・そんなに、、会ってると
オレに飽きちゃうよ!?」


「・・・飽きるわけないじゃん。
和は飽きちゃうのか?」


飽きるわけないけど、、


「・・・今ね。学年末で仕事が忙しいんだ。」


「・・・・忙しい…からか?」


「うん。土曜日まことの送迎終わって
最後の教室終わる頃くるよ。」


「・・・うん」


「泊まって行っていいでしょ?」


「もちろん。」


抱きしめられてる腕に力が加わった。




「電話は?毎日してもいいか?」


「・・・・」


「せめて声が聞きたい。」


「ふふっ…うん。」




おやすみの キ  ス をして
大野さんの胸の中で埋もれて
この日も眠りについた。


まだ2回しか一緒に寝てないけど
やっばりこの人に包まれると安心する。。










土曜日…
まことを送りに大野さん家に着いた。
いつものように庭に回って
まことが教室に入るのを見届ける。

大野さんもいつものように
窓際に立ってみんなに挨拶していた。


まことに気付くよりも先に
オレに気付いた大野さん・・・

満面の笑みを見せた。。。


「先生♪今日は元気だね~」


「いつも元気だろ~」


「この間はあまりニコニコしてなかったよ?」

先週か……
姉ちゃんがまことを送りに行って
オレと距離をとってた時か。

ふふっ♪ 子供にも分かるって
どんだけだったのよ。


「やっぱりかずにいが大好きなんだね。」


「・・・まっ…まことも大好きだぞ~」

そこで、動揺しないの。

子供だからって侮るなかれ。。だな。








オレは大野さんに向かって
下の方でさりげなく手を振ってみた。


目尻にシワをつくり
眉毛もさげちゃって
可愛い笑顔が見れた。


オレのこと可愛いっていうけど
貴方もなかなかよ。


「先生…可愛いね」

ほら、、

「何だよ大人をからかうなよ!
ほら早く入りな!」


「かずにい~じゃあね~」


「じゃあな!大野せんせ♪お願いします」


「・・・・はっハイ」


声が裏返っちゃった
やっぱ可愛い♪