63才、わんこと二人暮らし



雨が降っていなければ、毎日できるだけ午前中に

わんことお散歩に行きます。

普通に歩けた頃は20分ほどサクサク歩き、

いつもより遠くまで行ってしまった時は

帰り道の途中からは私が抱っこして戻っていました。


今はその20分だった距離を私が歩けません。

その半分の距離を30分かかってしまいます。

途中でへばってしまい休み休みの時もあります。

ひどい日は元々は5分だった距離ぐらいしか歩けず、無理やり帰らせたり。気の毒なわんこです。


元々は一戸建てに住んでいたためと、6歳上の病気がちのシーズーさんがいたためと、本ワンも甲状腺がよくなく窒息死してしまう可能性があり、お散歩は二人とも獣医さんから禁止されていたのでいつも庭で遊ぶ程度でした。


赤いボールが大好きだったかわいい子でした。

その子がお空に旅立ち、2年後私はマンションへ越しました。
今までと違ってこの空間にしかいられなくなったこのわんこ。外に出してあげたくて、先生には散歩しないでと言われても散歩をすることにしました。
今は12歳になりおとなしいですが、元々活動的な暴れん坊で1歳の誕生日、車に轢かれたことがありました。
私がうっかり開けた玄関から飛び出したのです。
その時は腰を折り、もう車椅子になるだろう、排泄もできないだろうから後日練習しましょう、ということで覚悟しましたが、2週間後面会に行くと私に向かって歩いてきたのでした。これには先生もびっくりで普通にトイレもできるように! ジャンプ力も変わらず。
すごい回復力です。今でも背骨にボルトが入っています。

後にも骨型ガムを丸飲みして、何とか点滴で流しだしたり(先生はもうダメと思ったそうです)。
その時のガムは診察室に飾られています(笑)
先代犬もジャーキーがつまって手術になったことがありました。
もう2度とガムやジャーキーは買わなくなりました。皆様お気をつけください。

何とか毎日外の空気を感じたり、他のワンちゃんと接したりしてほしく、今も何とか少しでも一緒に歩いています。



今はリードを2本装着しています。

一本は私が手に持ち、もう一本は私の胴体に着けています。

手がしびれるのでうっかり離れてしまってもこれなら安心です。

一回、リードなしでスタスタ歩いていて慌てました。本わんも気づいていなかったようでした。

今は呼べは止まります。あの事故の時は子どもで全然無理でした💧大人になったものです。


今後私が手術する時や副作用で体調が悪くお世話ができそうにない時は、娘の家に預けられることになっています。

娘一家には慣れているし、あちらの動物病院も今の獣医さんが紹介してくださるので心配はありません。

でももう今年の夏に13歳。

何より食べることが好きなわんこなので、長生きばかり願うのではなく、食べて幸せならいいなと私は思っています。人間のエゴでしょうか。

だからこんなにムチムチな体型なのです💦


今の私の主治医は検査結果を告知された時、「なるべく早く離れた方が、、」とつぶやいていたのが聞こえましたがまだもう少し、手術の時までは一緒にいたいし、副作用がひどくても何とか一緒に散歩も行きたい。

獣医さんの協力もあり、今日も私とわんこは一緒に暮らしています。幸せです。



続く