神無月

残暑が続いて

嫌気がさしてくる


突然の雨に振られたり

夏休みの終わりに鬱々とした気分になったり



秋物の服を購入してわくわくしたり

月が余りにもきれいで見惚れたり



この地球で今を生きる人々が

それぞれに色んなことを感じていることでしょう



わたしにとって九月は

亡くなった友人を思うとき


生きることの不思議さを感じて

日常の出来事のほとんどは
大したことではないと感じるようになった

わたしたちが
いかに小さな存在で
やることなすことが
いかに影響力をもたないのか

心の隅で思いながら、

それでも
自分なりにどんな風に

微かなエネルギーを使って生きていくか

考える今日この頃