家でたまたま見つけた本。
数年前、ベストセラーになった本ということで読んでみた。
同書は、「バカ」という乱暴なタイトルを用いているが、この「バカ」は知能などに対するものではなく、自己中心的な世界を危惧するものであった。筆者は、それを「一元論」または「原理主義」者としている。
この「一元論」を否定する考え方というのは、スポーツにも通ずる。一流選手ほど、ある年数でコーチを転々とすることで、新たな考えなどを吸収する。また技術というものも進化をし続けている。これらの考えは「二元論」であり、良し悪しを天秤にかけ、アップデートをする。
しかし、「一元論」者は一つのことに固執し、それ以外のことを悪とし、排除する。こういう指導者がいることは、小さな新興宗教と変わりない。世の中は、万物流転であり絶対的なものはないのであるから。
印象に残った一文として、
『「個性」は脳ではなく身体にやどっている』
個性を尊重する教育とはいかに。。
