あきらめ

 

 振りカエルカエル

〜歌手になりたい〜

 

 

子どもの頃

もの凄く歌が上手な友だちがいて

 

放課後

教室の後ろに集まって

 

彼女ののびやかで

清らかな歌声を

いつもみんなで聴いていた

 

長い黒髪がツヤツヤしていて

色白で清楚で美しい

 

○○ちゃん歌って!

とリクエストすると

少しハミカミながらも

歌ってくれる彼女

 

ある時

一緒に帰る途中で

郵便局に寄りたいという

 

まさこ、お願いがあるんだ

これ窓口で出して欲しいの

自分で出すの恥ずかしいから

という

 

え?なんでさ?

全然いいよ

私出してくるから!

 

彼女から預かった

A4の封筒を窓口で出すと

 

いきなり

受付のおじさんに

 

は?歌手になりたい?

なれるわけないだろ~!

と鼻で笑われる

 

え?

これ私じゃないんだけど!

 

と言って

その場から立ち去る

 

 

多分彼女も何度か

こんな言葉に

傷つきながらも

夢を見続けたのかも知れない

 

 

窓口での会話を

何となく

彼女には告げられず

 

大丈夫だった?と心配する彼女に

大丈夫だよ!

とだけ返した記憶がある

 

 

昨日レベル3セミナーの2回目が終わって

急にこれを思い出したびっくり

 

 

そして

今の自分から

その全容を捉えてみたら

 

 

その出来事は

彼女のことでも無いし

郵便局の横柄な態度の

おじさんの事でも無くて

私自身の事だったのかと

気付く

 

 

中学ではテニス部から

怪我して美術部

 

高校では軽音に入り

先輩のバンドに入り

その後自分たちのバンドを作った

 

将来は

公務員になろうかなと

選択授業の英語を取ってみるが

私の頭じゃ無理だと諦める(笑)

 

美術か音楽に携わる仕事

なんて夢も見たが

親に現実を見ろ!と

怒鳴られる

 

進学の道は

自分で作るしかない家庭環境に

簡単に諦めた

 

 

思い出したが

高校の英語の時間に

何故か

一人づつ芸を発表する時間があって

CHAGEのエピローグを

弾き語りをしたら

 

担当の先生に

 

お前シンガーソングライターに

ならないのか?

 

と言われ

 

いやいやいや

無理無理無理

こんなブス無理だから!

 

と言った覚えがある

 

歌手は綺麗とか

可愛くないとダメだと

思っていたらしい

 

しかし

潜在意識の本音は

友だちみたいに

私も歌いたかったのかも

知れない

 

大人になってからも

通信で作詞の勉強もやり掛けた事がある爆笑

 

 

子ども頃は何でも

無理無理無理無理

って

 

郵便局の窓口のおじさんと同じく

思っていた

時代だったんだね

 

 

霊気法に出会い

宇宙の成り立ちを知り

無理無理無理無理

って思う

勝手に思い込んだ

潜在意識意識も浄化され

好きな表現をしている

 

趣味では

美術も音楽もやれるしね

 

 

そして

自由に表現する

その元になった

本来の自己に戻る方法を

伝えるのが

いつの間か

仕事になっていた

 

 

これも

無理無理無理無理の

時代が陰になり

今を支えているんだね

 

 

どちらも大切な

体験


 

もし

今の自分で

あの頃の郵便局のおじさんに出会ったなら

 

おじさんも

もしかして

歌いたかったの?

って聞いちゃうかも爆笑

 

 

そして

今からだって

やりたいことや好きな表現は

 

場所や人、カタチなど

何かを限定したり

制限さえしなければ

 

いくらでも

出来るよと

伝えるだろうな

 

https://ameblo.jp/sk-morinotenshi/entry-12701266325.html

 

 

 

 

しあわせ工房森の天使

 

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