最近、全然上達していないな~と感じることはありませんか?
伸び悩んでいるという人は、ご自分の連想を見直してみると良いです。この方法はプロゲーマーの梅原大吾さんと経営コンサルタントで作家のジェームズ・スキナーさんの書籍をもとに考えた上達法です。
あらかじめ書いておきますが、この記事は読み下す、理解するのが非常に難しい内容となっています。書いた本人自体、かなり悪戦苦闘して文章化しています。ですが、知らない方にとっては非常に重要な知識となるはずの内容です。なるべく読みやすく、短くまとめるように書いたので面倒だとは思いますが読んで理解してみて下さい。
連想を見直すと言われても、ちょっと意味が分かりませんよね。もう少し説明します。実は非常に多くの人がそもそも間違った手を打ちたいと感じてしまったり、別に脅威でもなんでもないことを脅威に感じてしまったりしています。
具体的に例を出して言うと、例えば、石を取られると嫌だ!と思っている人は、助けなくても良い石まで助けようとして、挙句、全部まとめて取られてしまったりします。
そういう方も、実は知識として捨ててよい石があることはわかっていたりするのですが、すでに連想として取られそうな石を見た時に「助けなきゃ!」という考えが自動的に思い浮かぶように頭にプログラムされてしまっている人が多くいます。
他にも、地を取られるのが嫌だ!という人は他に打つべき場所がたくさんあるにも関わらず、自分の地を守ってしまったりします。これも、打ち込まれたり、すべられたりするところを見ると反射的に守ってしまうので非常にタチの悪い癖です。
そういった誤った連想は、成長を著しく阻害してしまいます。それどころか、せっかく強くなったのに、誤った連想が埋め込まれたせいで弱くなってしまう人もいます。
そういった人は、自分の誤った連想を見つけだし、正しい連想に書き換えなくてはなりません。
大まかに説明すると囲碁は、自分が大きい手を打つか、相手に小さい手を打たせるかのどちらかをすることで優勢になって行きます。(逆に相手に大きい手を打たれたり、小さい手を打たされたりすれば劣勢になります)そうするためには、石の強弱判断を行い、お互いの弱い石の周りになるべく打つようにします。お互いに弱い石がなければ大場へ向かいます。大場も弱い石もなければ、その碁はすでにヨセに入っているので、後は目数のことだけ考えて打てばよいということになります。このあたりは大切なのでまた別のブログで解説して行きたいと思います。
この基本的な流れに沿っていない考え方は、大抵間違っています。ですので修正が必要です。最新のAIですら、徹底してこの考え方を追求したような打ち方をしているのです。
この流れに沿って序盤から終盤まで打てれば、その方はすでに高段者以上の実力者のはずです。(読みやヨセが著しく弱くなければですが・・・)ですので、この部分を徹底して直すだけでも相当強くなれます。
私の場合ですと、指導碁ばかりでほとんど自分のためには碁を打ちません。ですが、指導碁の時に自分が先生として悪い手を打っていないか、自分の連想が間違っていないか確認しながら打つので自分のための勉強時間は特に作っていませんが強くなって行きました。
また、連想の見直しは他にも応用できます。
例えば、詰碁の勉強をすべきなのだけど、面倒だな・・・と思ったとします。これは、「詰碁の勉強=面倒」という図式が頭の中にプログラミングされているということです。
そういう時に、無理に詰碁をやろうとすると、嫌だな~という感情が必ず出てくるので最終的に「詰碁=嫌い、嫌だ!」というプログラミングがされてしまいます。すると、詰碁をやろうとするとすぐに眠くなってしまったりして、無理に詰碁をすることすらできなくなります。
ですので、こういった場合は一旦無感情になってみて、面倒という感情が消えてから短時間取り組んでみましょう。すると、意外と嫌な感情や面倒ということを感じずに詰碁ができると思います。そして、詰碁をやり終えたら必ず自分を大げさにほめてあげましょう。自分に対して、今日も頑張ったぞ!とか、充実した勉強ができた!と感じるようにしましょう。それを繰り返して行くと、脳の中に「詰碁=満足感、充実感」というプログラミングができ、詰碁をやると充実感を味わえるぞ!という思考回路ができます。
そうすることで、非常に前向きに詰碁ができるのです。もちろん、前向きに楽しく取り組んだ方が記憶に残りやすく、上達も早いことは言うまでもありません。
この「連想を見直す」という技術は囲碁だけでなく、日常生活でも何でも幅広く応用ができ、楽しく素晴らしい人生を作り出す非常に強力なツールになります。
ぜひ、時間をかけてじっくりマスターしてみて下さい。
