一年間に鑑賞した映画から

お気に入りの作品をリストアップ。

私の中で年末の恒例行事です。


ただし、コロナ禍で映画を観る本数もかなり

減っていまして・・・

見逃した作品は数知れず。 

タイミングよく観られたものの中から

5本を選んでみました。


私が2021年に見た順番に紹介します。


●「すばらしき世界」(日本) 

刑期を終えて出所した男が、普通に暮らそうとするも、世の中に順応するのが難しく、

また、世間からもなかなか受け入れられない。

本気で人生をやり直そうとしている人に、寛容な社会であってほしいなと思いました。

すばらしき作品です。


●「騙し絵の牙」(日本)

大手出版社の権力争いを描いている作品。

ちょいちょい、どんでん返しがあるので、

見てて飽きません。

4年の歳月をかけて出版社を取材しただけあって

リアルに感じる面白さで、

あっという間にエンディングでした。


●「空白」(日本)

スーパーで万引きした女子中学生を

店長が追いかけていると、

女子中学生が車に跳ねられて亡くなってしまう。

娘の死に納得のいかない中学生の父親は

店長を追い詰める。

どうにもならないことが起きた時に、

人はどう折り合いをつけるのか。

人間の感情をあぶり出しているような作品です。



●「ディア・エヴァン・ハンセン」(アメリカ)

優しさからついた少年の嘘が、どんどん周りを巻き込んで話が大きくなってしまう。

苦悩する少年の姿をミュージカル形式で描いていて、歌声にも注目です。

見ていると胸がしめつけられるような辛さもありましたが、最終的にはあたたかい気持ちになれました。


●「皮膚を売った男」(チュニジア)

シリア難民の男は、彼自身がアート作品にならないかと芸術家から提案される。

自由に国外にも行き来できるようになり、

離れ離れになった恋人にも会えるが、

しだいに男の心境に変化が現れる。

全く思いつかない内容に驚きました。

そして、結末も意外でした。


2022年は、気を遣うことなく映画を見たり、外出できるようになるといいですね。


て、この文章書いてる間に

年を越しちゃいました。