来ヶ谷 唯湖
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「ちょっぴりお茶めな姉御肌」

理樹のクラスメイト。年上に見えるが、同級生。
勉強が出来て、運動神経もいい、スタイル抜群、どれも優れていて非の打ち所がない完璧な人物。
性格は大人びていて、冷静。クドや理樹のような可愛いものに目がない。
好きな食べ物はキムチ、もずく。

来ヶ谷シナリオはRefrainクリアしないとわからない事が多いし、エンディングも二つあります。

(ネタバレです)












来ヶ谷の悩みは、の感情が欠如していること。人間らしくなりたいと思っている。

来ヶ谷ルートはほとんど放送室にいる事が多く、他のヒロインとの絡みも、余りありません。 

5月22日
放送室で来ヶ谷が理樹に言ったセリフ
「ああ、キミは死なないよ。心配はいらない」
来ヶ谷はかなり前から「世界の秘密」に気づいていたと思います。 
来ヶ谷が弾くピアノの音に理樹は、「どこかで聞いたことがあるような、初めて聴くような奇妙な感覚を覚えた」
このピアノの音は理樹を放送室に引き寄せるためであり、周りの人達には放送が聞こえていません。
ループする前の記憶がわずかながら残っているようです。

5月23日
来ヶ谷へのいやがらせが起きます。
下駄箱の靴の中に画鋲が入っていて、一枚のルーズリーフが。内容は来ヶ谷をバカにするもの。

5月28日
そして、いやがらせはエスカレートし、理樹の靴にも画鋲が入っていました。

いやがらせをしていた犯人は高山、勝沢、そしてその場に居合わせた、杉並の3人でした。
いやがらせをしていた理由は、来ヶ谷が去年やり込めた数学教師に高山達が依頼されてやっていました。
リーダー格の高山も、来ヶ谷に自分のグループに入る事を断られ、プライドが傷つけられたとのことで、前から根に持っていました。
これからもリトバスメンバーに危害を加えると脅してきた高山に来ヶ谷が激怒し、殺人回し蹴りをドアに入れ、高山達を放心状態にさせます。
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ここで、来ヶ谷は「怒」の感情を得ることができます。
この瞬間、理樹は来ヶ谷に強い憧れと恋を感じるようになります。
ドアを粉々にした犯人を真人に押し付け、2人は逃亡します。
そして理樹はナルコレプシーを発症
真人に罪をなすりつけるのは可愛いそうですが、虚構世界なので、停学とかになるのはありえません。そのことを来ヶ谷は知っていたので真人に濡れ衣を着させたのでしょう。

来ヶ谷を好きになってしまった理樹を応援するため、恭介、真人、謙吾、鈴でオペレーション・リトルラブラブハンターズを開始します。
恭介達の頑張りのおかげで、来ヶ谷をデートに誘うことに成功します。

月曜日(雨)
喫茶店に行く二人。
来ヶ谷は意味深なことを言います
「複雑だな…止んで欲しいとは思うし、止まない方がいいような気がする」

二人は傘を差さずに濡れて帰りました。
理樹は風邪を引いてしまいます。
ここでも意味深な発言
来「しかし、こんな時期に風邪とは、余程無茶なことをしたのだろう」
理 「いや、来ヶ谷さんも同じことしてるからさ…」
来 「………そうだったな」
まるで、喫茶店に行ったことを忘れているようなセリフです。後々、明らかになります。
理樹再びナルコレプシーに。
眠る瞬間、来ヶ谷は「…キミはだいじょうぶだからな」
そして理樹は夢を見ます。

【夢1回目】
ピアノの音を聴いたような気がした
記憶のどこかにある、メロディーを聴いたような気がした
…そして。雨音が聞こえた気がした
…白い
高いところに上って町を見下ろした時。
遠くかすむ空の向こうを見て。
空気って白いんだ、と思ったことがある。
僕が見ているのは、遥か遠くなのか、濃い空気の白の中なのか。線…?輪郭…?
細い光の束が、空気の白の中に浮かんでいた。
その白の向こうに、鏡のように波紋すら立たない湖面が見えた。
見上げれば、白い綿が降り注いでいる。
あれは、雪だ
鏡面に雪は、染み込むように消えていく。
そしてそこには、何も残らない。
…ああ。ガラスに手を当てる。
僕の目の前のガラスは僕の息で白くなっていた。
きっと、寒いのだろう、僕はガラス越しに
その向こうを眺めていた。
そんなことも、無を覚めれば、何一つとして思い出せなくなっていた。
考察は後ほど…

雨の日が続く中、恭介達はサプライズで来ヶ谷に花火を見せることに。
その時だけは雨も収まり、花火打ち上げは無事成功します。
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この時、来ヶ谷は「楽」の感情を得ることができます。
初期の頃、来ヶ谷は理樹になぜ、恭介達馬鹿連中と付き合っているのかを聞きます。
その時は、理解出来て無かったことがリトルバスターズという集団に属することで、来ヶ谷が悩んでいた喜怒哀楽の感情の欠如が解消されていきます。

翌日、理樹は告白するため、放送室へ。

「…花を摘んだことがあるんだ。
道端の小さな綺麗な花だ。私はそれを持ち帰った…けれど、それはすぐに枯れてボロボロになってしまって…たまらなく後悔する」
「多分、私には、…誰の気持ちにも応えることが出来ないんだよ」
来ヶ谷はこれ以上、恋が発展してしまうと、失ってしまうという気持ちがあり、花を枯らした話はループした世界の中で理樹が傷つき、ボロボロになってしまったことがあったんだと思います。
恭介も来ヶ谷のことを諦めろと言っています。理樹の成長のためにやっている恭介が諦めろというぐらいなので、ループ時に相当傷ついてしまったんだと思います。
それで、恭介はそろそろリセットしようと考えているんだと思います。

理樹の熱い思いによって、来ヶ谷は「恋してるとか、好きだとか」という感情が知りたくなり、二人は恋人同士になります。
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恋人になったことで「喜」の感情を得ます
ここで来ヶ谷と二つの約束をします。
・雨の日は、外に行くのはやめること。
・晴れた日に喫茶店に行くこと。

恋人になった日から数日、理樹は再び夢を見ます。
夢2回目】
それは、風の吹く夜だった
そして、ここは多分河原だ 
夜の中、風にささめく草の音が聞こえる
…気がした
本当は僕の耳には何も聞こえて来ない
河辺にいくつかの小さな蛍の光が見えて
それがきっと、ささやかな音の中で飛び回っているんだと、そんなイメージだった
きっと、あの草むらを駆けると、とても綺麗なんだと思う。けど、僕は何故、開かないガラスの向こうから、それを眺めている
考察は後ほど…

次の日もまた次の日も雨が続く。
いくら梅雨でもおかしいと思う理樹。
日付は6月20日(水) 午後6:30
告白した日が日曜じゃないとおかしいと思う理樹。しかしその日は普通に学校に通っていました。
17日が告白した日で3日以上経っているにも関わらず、日付は20日で止まってます。
そして、恭介、真人が、来ヶ谷と理樹が付き合っていることを忘れています。

そんな異変が起こっている中、放送室で来ヶ谷の手帳を拾います。
内容は、
「理樹くんと付き合っている」
「毎朝クッキーを焼いていく」
「最初のデートは喫茶店」 
普通に日記を書いていたとも取れますが、
クッキーのことの後にデートのことが書かれているのはおかしいです。喫茶店に行った出来事が最初ですし、晴れた日に喫茶店に行こうと提案した理樹に来ヶ谷は「喫茶店?」と疑問系で答えてます。

ずっと雨だったのが今度は雪に変わります。6月で雪が降るのは異常なのに、真人や謙吾は全く気にしてません。
理樹はループしている20日のから次の日になる瞬間を確かめるため、0時まで待ちます。買い置きのカップ麺があったので一つ食べる。
そして、0時に迫った瞬間、日付が6月21になるのを見届けて眠りに落ちます。

【夢3回目】
『みんな』が話をしている
どうして『みんな』だけでだけで話をしているの。僕も混ぜて欲しい。けど、声は届かない。空を見た。星が見える。
暗くて、何も見えないような気がする。
…そんなことは無いよ、僕は大丈夫だよ。
…『みんな』だって、そこにいるじゃないか
…夢だったとしても、覚めることなんてないよ。声は届かない。
僕はただ。白く曇ったガラス越しにそれを聞いてるだけだった。
…覚めることなんてないよ。
…だったら、どうして僕はここにいるの…?
考察は後ほど…
目が覚めると、時刻は6月20日。
理樹はここで、20日でこの世界はループしていることに気が付きます。
昨日食べたカップ麺は一つ無くなくっていたので、巻き戻ったわけではなく、繰り返しながらも進んでいます。

放送室に向かう理樹。
来ヶ谷は自分が知っているこの世界について話します。

この世界は、夢の世界であり、願いが叶えられる場所だということ。

夢が覚める(この世界が崩壊する)と理樹と付き合っていたことも無かったことになり、全てを忘れてしまうということ。

来ヶ谷が全てを忘れる(この世界から退場)と繰り返される20日は終わる事。

来ヶ谷は喜怒哀楽の感情、みんなが当たり前に持つ気持ちをリトバスメンバーと関わっていく事によって、知る事ができ、理樹と関わることで、恋というまた特別な感情を知る事ができました。 

理樹とずっとこうしていたいと願う強い思いが、20日をループという世界に改変されたと思ってます。
来ヶ谷は恋をすることによって。大好きな人と別れてしまうということが悲しいということに気が付きました
ここで、「哀」の感情を得ます。
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それは、理樹の成長の妨げになっているので、恭介は早くリセットをするべきだと思ったのですが、おそらく、来ヶ谷の思いが強すぎて、リセットができないんだと思います。

来ヶ谷は覚悟を決め、このループしている世界を終わらせます。
「もし、またこの気持ちを覚えていたら、誰もいない放課後の教室でキミを呼び出して好きだと伝える」

そして季節は初夏、来ヶ谷の携帯にメールが。
Refrainクリア後だと選択肢
その名前を覚えている
その名前を覚えていない

名前を覚えていないを選択すると来ヶ谷は理樹の事を忘れてます。
メールをしたのは理樹で内容は
「きっとそこにいくから、まってて」

来ヶ谷「…早く、来ないかな」
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一週目は必ずこのエンディングになります。
来ヶ谷がいる世界はループが終わった世界で、バスの事故の日である6月21日だと思います。
「きっとそこにいくから、まってて」という文を送ったのは、理樹が現実世界に戻った後に送ったものだと思います。

来ヶ谷は理樹の事を忘れたまま、想いだけが、虚構世界に残っているという悲しいエンディングです。

その名前を覚えているを選択すると、来ヶ谷は理樹の事を覚えていて、約束も覚えてます。
そして、秋の日、来ヶ谷は理樹に告白をします。
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この秋の日はバス事故があってから、みんなが怪我をしたあとの事だと思います。
現実世界で理樹と来ヶ谷が結ばれるハッピーエンドです。


【感想】
正直、一周目は全く理解不能で、今回二周目なんですが、まだイマイチ分かってません。もう一度、リフレインクリアしてから理樹の夢のことを考えていきたいと思います。
来ヶ谷はキャラ的にも好きですし、個別ルートの中では一番好きなシナリオです。



ではでは( ´ ▽ ` )ノ