あれから日が経ち、私は家に戻ることになりました。
帰りは電車で帰れ、鍵はそのままで。と、手紙とお金が置いてありました・・・
なんで電車に乗るのに3万円もいるんだ・・・。
私はお金を取らず、手紙に有難うと書いて、家を出ました。
帰るのがなんとなく憂鬱・・・。最近連絡してなかったしな・・・
彼に電話をしてみました。
私「もしもし」
彼「おお、もう、着くのか??」
???なにか慌てている様子・・・。
私「もう駅に着くから・・・。」
彼「そうかそうか、じ・・じゃあ、迎えにいってやるよ・・・まってろ。」
電話を切られてしまいました・・・。
怪しい・・・。なんであんなに慌ててるんだろう?
彼が駅まで迎えに来てくれました。
車の中が・・・なんかいつもと違う匂いがする・・・。これは・・・香水・・・?
私「なんか・・・車の芳香剤でも変えたの?」
彼「え?あ、おお。いいにおいするか?」
私「・・・・・・・・・。どうしたの?」
彼「何が?」
私「何かへんだよ?」
彼「そんなこと・・・・ない。」
変なの・・・。
私「部屋、ちらかってるんだろうな~、もう私元気になったから、片付けしようね」
彼「ああ・・部屋なら綺麗だよ・・・俺・・・掃除したし。」
私「そうなの?珍しいね・・・。そっか。」
家に着くと、本当に部屋は綺麗でした。
多分・・・ここで一緒に暮らし始めてから一番綺麗だ。
私「なんか・・・掃除・・・すごいきれいだね・・・・。」
彼「ああ・・・・。」
部屋の中も、いつもと違う香りがしました・・・・。やっぱり香水か・・・。
まぁ、疑うことなく、彼は浮気していました。
でも彼を責めたり追求したりしませんでした。なぜなら、私は彼と別れたいと、そのときすでに思ってたから。
Bのもとに行きたいわけでもなく、元気になったし、もう一度、もとの生活に戻りたかった。
私「明日から、仕事探すね。」
彼「ああ・・・。」
その夜・・・彼は何もしてきませんでした・・・少しは罪悪感があるのかな?
私は仕事を探し・・・お金をためるべく、また仕事のかけもちを始めました。
Bから連絡もなく、ひたすら仕事をがんばりました。
お金の管理は、私が出てってから彼がしていたので、もう、彼に任せて、生活費だけ少し渡して、借金の分は渡しませんでした。
不思議と彼もそのことについて何も言わず、なんだか微妙にすれちがった生活が続きました。
そして、日曜日。
久しぶりに幼馴染から連絡がきて、私は遊びに行くことになりました。
彼にそういうと、「いってらっしゃい」と一言。
なんだか、いい気分です・・・久々に晴れ晴れとした気分で、ご機嫌です。
自転車で駅に向かう途中、携帯電話を忘れたことに気付き、おおかた駅に着いてたけど、引き返すことにしました。
家の前につくと・・・エレベーターで女の人と一緒になりました。
この香り・・・どこかで・・・・。
「あ」
声を出してしまいました。
車と家で嗅いだ匂いだ!
私はわざと6階で降り、階段で7階に上がりました。
やっぱり・・・うちに入るんだ・・・・。
浮気確定です!
正直うれしかった。自分のしたこともあって、なんか、普通に喜んでしまった。
部屋のドアをそっと開けます・・・。
あれ?姿が見えない・・・・?????
へんな声が・・・・・。
あれ・・・もうやってるの?
わざとドアをバタン!と閉めると、声が止まりました。
奥の部屋へ行くと・・・。
現場でしたね。あまり見たいものではありません・・・。男がAV見たい理由が分からないよ・・・。
彼「お・・・・おまえ!どうして!!!」
私「そこの、携帯電話・・・取りに来たんだけど。」
女が寝ているマクラの上に私の携帯電話がありました。
彼「・・・・・・。」
私「・・・・・・。」
彼女「・・・・・・・・。」
女の人が上着を直そうとしています。
私「あ・・いいですよ。そのままで。あのさ・・・・別れよっか。いいよね?」
彼「お・・・おい!」
彼「怒らないのか??」
私「だって、気付いてたよ、私、ずっと前から。」
彼「え!・・・・・・・・。」
私「別れよう」
彼「でもよ・・・・。」
私「わかれよう?」
彼「わ・・・・・。そうだな。・・・・・・すまない。」
私「じゃぁ近いうちに荷物まとめて出て行くから」
彼「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
部屋を出ます。
!!!!!!!!!!
やったーーーーーーーー!
別れれた!別れれた!
やったーーーーーーーーーーーーー!
私は幼馴染に大喜びで電話すると、
幼馴染「あんたって・・・・不幸な女・・・・・。」
とため息をつかれてしまいました。