その夜は、彼はとっても優しかったです。
私の腕を見て、何度も、何度も泣いて謝っていました。
でも、私は信用ができません。
次の日、まだ顔の腫れは完全に引いてはいませんでしたが、仕事へ行きました。
仕事場では、心配されましたが、なんとかごまかして過ごしました。
昼に幼馴染に電話をし、とりあえず反省してくれたみたい。と伝え、服と帽子が駄目になったと伝えました。
帰ると、晩御飯が用意されて、部屋も綺麗になっていました。
びっくりしていると、彼の母親がそこにいました!
母「勝手に上がってごめんね。まぁ、酷い顔・・・本当にごめんなさいね・・・・。あの子・・・・悪いこじゃないのよ・・・。今朝あの子がきてね。少し手伝ってやってくれないかって鍵を置いていったのよ。」
私「そうですか・・・ご心配かけてすみません。」
母「いいのよ、なんでも言ってね」
私「本当にすみません」
母「じゃぁ、あの子ももうすぐ帰ってくるだろうし、私はいくわね。」
私「え、一緒に食べていきませんか?」
母「いいのよ。あの子を宜しく頼むわね。」
私「・・・・・・・・・・・・。」
母「じゃ、行くから。」
私「有難う御座いました、助かりました。」
母「いつでも言ってね。」
彼の母親は帰って行きました。ご飯がとてもおいしそう・・・・。
すると彼が帰ってきました。
私「あ・・・おかえり・・・今お母さんいたけど・・・」
彼「あぁ、下で会った。」
私「一緒に食べようって言ったんだけど・・・。」
彼「そうだな、今度飯でも一緒に食いにいこうか。」
私「そうだね」
私「お疲れ様。ご飯、食べようか。」
ご飯を食べ、その日はなんだか幸せでした。彼も優しくて、嬉しかった。
彼「仕事、大丈夫だったか?」
私「うん。心配ないよ。」
次の日の朝。
携帯電話がありません。
何処置いたっけ・・・・・
探しても見つかりません。
あれ・・・・・。
仕事に行かなくてはならないので、携帯は諦めて家を出ようとドアを開けようとしたら、開きません。
「あれ???」
ドアノブの近くになにか付いてます。
な・・・なにこれ・・・。
なにか金具のようなものがついてます。
え・・・・・?
なにこれ・・・・。
外そうったって外れません。ネジやなんかもついてないので、どうしたらいいかわかりません。
かといってここは7階・・・・。ベランダからは・・・無理だねぇ。
どうしよう。固定電話もないし・・・・もう一度携帯を探します。
何処にも見当たりません。
どうしよう・・・連絡すらできない・・・・・。
これって・・・・監禁????