通話中になっていたので、「もしもし?」
と声を掛けたのですが、プツっと切られてしまいました。
多分。。。聞こえてたんだろうねぇ。
家に帰るのが怖い。
「やっぱり自転車で帰る。」
と半ば強引に私は自転車で帰りました。
マンションの前に、彼が立っていました。
彼「おまえ、何で自転車で帰ってきたの?」
私「他に送ってく子もいたし、早く帰りたかったから、自転車でかえってきたよ」
彼「嘘をつくな!!!!!!」
私は引っ張られながら部屋へ連れていかれました。
彼「お前はすぐ嘘をつく!誰と会ってたんだ!男か!」
彼「仕事掛け持ちなんて嘘じゃないのか?」
彼「ずっと男と会ってたんだろ!!!」
私「ちがう!」
私「話を聞いて!!!」
多分、話を聞いてと言い切る前に殴られたと思います。
横っ面に思い切り張り手をされ、耳がキィーーーンとしました。
鼻血がツツツッと出て、ティッシュを取ろうとしたら、突き飛ばされました。
床に四つんばいになって鼻を押さえていると
彼に
「浮気するやつなんか!死ね!」
と、物凄い形相で怒っています。
こ・・・殺される!!!!
「うあわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「ころされるーーーーーーーーー!」
必死で大声を出しました。
が、むなしく声は響き、彼に蹴られまくって、もう意味がわからなくなって、ひたすら痛くて、悲しくて。
彼は気が済んだのか、隣の部屋へ行ってしまいました。
ふと、頑張ってる自分が馬鹿みたいになって、もう何でもよくなっちゃって、どうせ死ぬならやり返してからだ!
と思い、必死で体を起こして、まだ出る鼻血も無視して私は手に取りました。
包丁を。
包丁を持って彼のいる部屋のドアを開けると、彼が驚いた顔でこっちを見ます。
彼「俺を・・・殺す気か。」
私「それは私がいいたいよ」
私「話は聞いてくれないんだね。」
彼「聞いて何になるんだ。」
私「そう・・・・。」
そういって、私は自分の腕を思い切り、刺しました。
腕を刺す程度で死ねるとは思っていませんでした。ただ、もう通常の思考はできてなかったと思います。
やせっぽちの腕にたいして包丁は刺さらず、イラっとしてもう一度、今度は腕を切りました。
これは結構スパッと切れました。
彼は唖然としています。
私は「死んで欲しいんだろ!なら死んでやる!でもお前だけに殺されるのはいやだ!」
と大声を張り上げ、何度も何度も腕を切り、途中で切れなくなったのですぐそこにあったハサミを刺しました。
彼は唖然としています・・・・。
私は飛び降りてやろうと思い、ベランダへ走りました。それに気付いたのか、彼が追いかけてきて、止められました。
彼「何を考えてるんだ・・・・!こんなことして・・・・!!!!何を・・・・・・!」
私「死ねっていったのはアンタでしょ!お望み通り死んでやるのよ!」
彼「落ち着かんか!!!」
私はまだハサミを握り締めていたので、今度は思い切り腿に刺そうとしたら、ハサミを奪われました。
彼「馬鹿な奴だ!おちつけ!」
私「はなしてよ!はなせーーーーーーーー!」
私がバタバタしていると、
「ピンポーン」
誰か来ました。
彼は「絶対に動くな。いいな。落ち着け。お前の話はちゃんと聞いてやるから。」
と言い残し、玄関へ行きました。
どうやら、お隣さんが来たらしく、私がベランダ近くでわめいたのでそれを聞きつけて来てくれたようでした。
彼は何でもないと、お隣さんを帰し、戻ってきました。
そして、私にとんでもないことを言います。
「おまえが馬鹿騒ぎするから大恥かいただろ!この馬鹿が!」
もう、死ぬのもバカくさくなりました・・・・。