毎日大声を出して、声が枯れた。
泣きつかれていつも顔が腫れてた。
食事を食べると吐いてしまい・・・私の体重は36キロまでおちた。
体重が落ちると、体力も無くなり、よく風邪を引いた。
動く気も失せて、ぼーっとすることが多くなった。
でもそれもすべて薬がないせいだと私は思い込んでいた。
ある日、夜中に目が覚め、Bはまだ寝ていた。
私はフラフラとリビングに出て、なんとなく冷蔵庫を開けた。
果物が沢山ある・・・・。食べてみようかな・・・・。
一口食べ、二口食べ・・・しまいには食べるのが止まらなくなって、私は冷蔵庫の果物大方を食べ、その場に吐いてしまった。
やっぱり食べられない・・・。
腕が細くなりすぎて、手が大きく見えた。
姿見の前に自分の姿を映すと、老婆のように見えた。
これ・・・これが私・・・。
悲しくなって、私は冷蔵庫の前に戻り、そのまま食べれそうなものを手にとってはガツガツと無理やり口の中に詰め込んで、お酒で流し込んだ。
ふと、ワインが目に入った。
まだ開封していなくて、なんだか美味しそうに見えた。
あけようとしても、力が入らず、開けられない・・・・
またイライラしてきて、私はワインを逆さまに持って、思いっきりキッチンのカドに叩き付けた。
ガッ!!!
割れない・・・・。なんで?そこまで力なくなっちゃったか・・・。
どこか固いところはないかと、ワインを持ってフラフラしていると、Bが驚いた顔をして、私を見ている。
ゲロまみれのパジャマで、食べかすの中でワインを手に持っている私は、Bにはどう映ったのだろうか。
Bが足元も気にせず、キッチンに入ってくる・・・。
私の手からワインを取り、元に戻すと
「やっと食べれたか」
と私の頭を撫でた・・・。
私は・・・・情けなくなって・・・悲しくなって・・・・Bに抱きついて思い切り泣いた・・・・
Bは、ただ、よしよしと言いながら、私の頭を撫でていた。
しばらく泣いて、Bが一緒にシャワー浴びるか?と言うので、一緒にシャワーを浴び、落ち着いた頃に、お腹が痛くなって、酷い下痢と嘔吐に見舞われた。
全部出してしまうと、楽になって、私はまたベッドに戻り、眠った。
昼ごろ目を覚ますと、食べ物の匂いがした。
リビングに出ると、スープと少し甘い匂いがした。
私がテーブルに座ると、Bがキッチンから出てきて、「焼きたて」と言って、パンを差し出した。
私「おいしい・・・。このスープ・・・?」
B「お前の大好物。」
B「パンも食ってみろ。」
パンもおいしかった。久々に食べることができた・・・私は食べれたことの喜びと、Bのやさしさにまた泣いてしまった。
それから少しずつ食べれるようになって、体重も40キロまで増えた。
Bはいつも優しくしてくれて、ちょっとのことで、嬉し涙が出た。
