先月21日、肺腺癌のため、父が他界した
私が、42歳から漁師独り立ちした頃は、父も漁の手伝いに来てくれた
漁だけでなく、船の修理や炊事までやってもらった
そのときは、本当に助かり、感謝している
亡き妻と結婚してからは、父の手伝いは受けなくなったが、
妻が亡くなり、葬儀に参列した父は、かつて、漁の手伝いをしてくれていた頃の元気はなく、
ヨロヨロして、血痰を吐くような状態だった
長い検査の結果、肺腺癌だと告知され、余命も短いと主治医から知らされた
妻が他界してからまだ、2年経たずして、父の容態は日に日に悪くなり、
先月21日未明に息を引き取った
80歳であった
癌であること、日に日に衰弱していく様子を見ていたので、覚悟はできていたが、
やはり、葬儀を行なうと、妻の死のことも蘇る
4月末で、漁師を引退し、その後は、父が亡くなるまで、父の介護や看護のため、実家に帰省した
そして、その父が亡くなった後は、父の死後事務手続きをするため、今月は、役所、年金事務所や法務局など色々と廻った
自分の身内を二人失い、精神的には厳しい状況だが、その手続きで、今の行政書士の仕事である相続手続きの実体験ができた
法定相続情報証明制度の申請も先日初めてやった
相続登記は、弟に不動産を相続させることで、遺産分割協議書を作成した
法務局に尋ねると、無報酬であれば、相続手続きの代理人は司法書士でなくてもなれると聞き、私が、弟の代理で、相続登記手続きをすることにした
私が今の伊勢志摩での諸々の片づけが済んだら、今年中には、実家である浜松に帰省する予定
静岡県で、改めて行政書士を開業できるまでの道のりを、このブログで残していきたいと思う