秋の気配を感じる今日この頃、
9月には金木犀の香りだったり、うろこ雲だったり、
そんな空気に触れると、9年前の次男の入院をいつも思い出してしまう。
病院の窓から外にいる夫と長男、三男に手を振り、私と次男は病院生活が、
夫は慣れない家事を長男、三男の世話をしながら(病気の父も気にかけながら)
の半年が始まった(時々、私と夫はチェンジ)。
検査が一通り終了して、すぐに化学療法は始まった。
副作用として、髪が抜ける、口内炎ができやすい状態になると聞いていた。
口内を保清するためにオーラルバランスを早々に準備していたけど、
結果、次男の場合は口内炎はできることがなく、使用することがなかった
嘔気が起こることはめったにないと説明があったが、本人はムカムカする
と、唾液を口にため込んでガーグルベースンに吐き出す、の繰り返しで
きつくて横になったまま、、、食欲ももちろん
尿量測定をしないといけなくて、尿器に採尿するんだけど、寝た状態でできない
なので、ふらふらの状態で立位で私が尿器を支えての採尿。
夜中何回もそれを行う毎日が続いた。
点滴した薬物を尿でしっかり出す必要があるため、排尿回数もどうしても多くなってしまう。 写真が横にしかアップできない