バイトの子が帰りがけに明日の仕事の確認に来てくれたとき、あまりに忙しくて、少し狼狽していたのだけど。
「えーと、何にも役に立たないですけど、できることがあったら言って下さい」と言ってくれたので、「んー。じゃあ、とりあえず、よしよしって頭なでてくれる?」と言ってしまったわたし。
本当にどうかしてる。
でも、その子は本当によしよしと頭をなでてくれて、それがとっても心地よくって、ちょっとほっとして、ああ、子供が頭をなでてもらうと喜ぶのがすごく分かるなぁと心から実感してしまい、素直に「ありがとう」という言葉が口から出ていた。
「やっぱり、年上の人にするのは違う気が…」と言っていたけど、あえてそれをしてくれた彼は、本当にわたしが逼迫していることを確かに感じてくれていたんだろうと思う。
一時期、アルバイトを全て入れ替える案も出ていたのだけど、余計な気遣いをせず、大事なことはちゃんと伝えてくれるこの子を残して良かった。
定員よりも1人足りない状態で、今までよりも少しだけ大目の仕事をさばかねばならなくなってしまったので、いろんなことを仕切る立場になってしまい、正直思ったとおりに回らないとイラついてしまったりもする。
きっと、そんな自分を少しクールダウンしたかった気持ちから出た素直なわたしの気持ちを表した言葉だったんだな…。
褒めて欲しいわけじゃないし、慰めて欲しいわけでもない。
たぶん、気遣いをして欲しいだけなのだと思う。
やらなければならないことなのだから。
上手に人を使うということは、そういうことなんだなと、使われる身としてしみじみ思う。
仕事のパートナーとしては、心強い相手のほうが安心できると思うから、周りに心配をかけたくなくて、いつも男前な仕事をしているけれど、弱みを見せられる相手というのもやっぱり必要で、そういう相手が身近にいることは、わたしにとっては心強いことだと思う。

考えてみれば、子供の頃からきかんぼうなのに甘えん坊だったわたし。
いくら大人になったといっても、そう簡単に性格は変わらないよう。
今のわたしを見たら、父は子供の頃から変わらないと腹を抱えて笑いそうだけど、母はなんて言うだろう。
やっぱり、「おばかさん」って、叱られるのかな…。
うん。たぶん、しっかりしなさいって、叱られるな。
長女だし。
でもお母さん。
たまにはわたしも甘えたくなってしまうよ。
どうやら、わたしの場合、本当にキャパを超えると、マルハダカになってしまうようです。(苦笑)