FX初心者ブログ 8月16日の週はどうなるか。
最近、ドル円の底値が見えないため、いろいろな情報を集めている。
79円を切って、日本経済初めての円高最高値になっても大丈夫であるが、82円~83円になると言う記事を見かけるので、自分でも情報を集めて検証してみる。
まず、日本の姿勢。
財務省が発言をして、円高に対して介入の警告をしているが、具体的な行動は起こす予定はないらしい。
それに対して、円高抑制効果はあったため、ファンドレベルの取引のようだ。
実際、アメリカは為替介入をしていないといっている。
だが、アメリカは景気判断を下方修正し、超低金利政策維持を発表。
アメリカ国債に対して、再投資するという具体案を明らかにしている。
国債の金利は目に見えて低下している。
逆を言えば、アメリカ国債を買うなというような姿勢に見えるので、
海外からのアメリカ国債購入はもちろん、国内の購入も控えられるのではないかと思う。
つまり、アメリカの株買えってことではないかと思う。
ダウは大手の決算は黒字と日本では考えられない数字が出ていて、それでいて景気減速。
日本はようやく過去のうみを出すかのように赤字を出しているのに、安全と見られている。
アメリカの指標も予想に対して良かったり悪かったりであったが、あまり影響はなかった。
ここが、すごく疑問。
なんで、日本円は安全とみなされるのか。。
絶対にアメリカのファンドが操作している。
アメリカの地方銀行からは、低金利政策の批判の声明があり、アメリカはとにかく株の信用回復をしたいように思える。
ダウが11,000を超えてくれば、アメリカファンドの損失もなくなり、円高にする必要もないので、戻してくるのではないか。
次に日本の対応。
政府は発言はするものの具体的行動はまだ何もする予定はない。
ただ、国内企業、ファンド会社から円高による輸出減(?)および、株価低下による株価評価損を計上させられ、民主党に政治献金している企業は猛烈に政府に為替介入を要求していると思う。
それにより、来週具体的行動を示すかどうかが問題と思う。
声明により、とりあえずドル円の円高を止めることに成功した。
だが、下げトレンドは継続中。
ここは難しい。
ヨーロッパはどうだろう。
ドイツは最高に良いが、逆にソブリンリスクが再発。
各国の国債の利率が8.0%以上開くというとんでもない状況。
前回行われたヨーロッパの銀行のストレステストも良好と見られたが、資金供給難のところもあるようだ。
アイルランドの国債入札が17日に行われるが、全て買われるかどうかで、財政不安は再燃する。
これが最も不安。
中国もあまりよろしくない情報が出回っている。
日本はよろしくない情報は出回っていない。
日本は具体的な為替介入をすると発言しておいて、実施はしないようなことをして欲しい。
そのうち、ダウが11,0000に回復して、円高が解消されることを期待する。
で、肝心な82円まで落ちるかどうかはどうなるのか。
多分、FXファンド会社の煽動ではないかと思う。
そう宣伝しておいて、売らせて82円に落とすのではないか。
アメリカもそうしたがっているので、長い物にはまかれろ的な感じ。
でも、株も扱っている会社(普通の企業なら関連企業は株を持ち合っている)なら、円高で株価が下がることによって株価評価損が生まれてしまうので、82円は絶対阻止。
政治献金して何も言うことを聞かない政府は許すまじと絶対に裏で脅していると思う。
84円台に落ちて15年ぶりと大々的に報道しているので、なおさら圧力がかかっていると思う。
だから、82円に落ちないと予測。
落ちるまでに形だけでも為替介入すると思う。
84.7円が今不景気の最低値と楽観予測。
アメリカは円高を要求してきたので、今度は日本の対応次第。
ヨーロッパはアイルランド次第か。。
ドルは底が見えてきたが、ユーロはギリシャと同じ対応をすればそれなりの底になるのではないか。
結局、情報を集めても未来は予測できない。
証拠金の補充等リスク管理をしておいて、リスクが去ったら、証拠金を減らせばよいか。
結局、これしか対応できないんだよな。