小沢一郎氏「この国は、もはや先進国ではない。」 | まなかつおのしゃべり場へようこそ

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右差し小沢一郎氏、持続化給付金巡る経産省と委託先の“親密な関係”に嘆き「この国は、もはや先進国ではない」

 

 

鉛筆小沢一郎(事務所)ツイート6月12日

①安倍政権も7年以上経ち、この辺で「外交的成果」を検証する必要がある。まず拉致問題。大きく後退。北朝鮮には強硬姿勢一辺倒。総選挙時、国難だと争点に掲げるも、悪化の一途。横田滋氏の訃報を受け、総理は「全力は尽くしている」と強調。被害者はいつ帰るのか。本気で解決するつもりがあるのか。

 

②次に北方領土。安倍総理の「指導力」により、ついに北方領土は日本固有の領土ではなくなってしまった。あらゆる政府広報から「わが国固有の領土」の文字が消失。二島返還どころか、結局ロシアのいいようにやられ、何千億円も奪われた。選挙目当てを見透かされ、足元を見られて、国益を損なっただけ。

③日韓関係は史上最悪。最近の両国合同の世論調査でも双方の国民の9割近くが「関係が悪い」としている。このままでは紛争の火種ともなりかねないが、安倍政権では関心はあまりなさそうだ。甘くみていると、安全保障上、大変な事態を招きかねない。隣国との最悪な関係はアジア外交全体に影響を及ぼす。

 

④日中関係。中国の経済市場にのみ関心があるから仕方なくつきあっているという安倍政権の姿勢がみえみえ。信頼関係が全くない上に、安全保障上の最大の脅威と国内で盛んに宣伝していては、本質的にうまくいく訳がない。近隣諸国との信頼なくして、アジア地域の将来を安倍政権はどう描こうというのか。

 

⑤最後に日米関係。米国にはもはや何も言えない安倍外交。外交ですらない。先方に言われるままに大して役に立たなくとも言い値で武器を買いまくり、相手も喜んでくれているとご満悦の我が国の総理。全て血税。絶望的。片や米軍基地問題に関わる沖縄の民意は握りつぶす。これは主権国家の外交だろうか。

 

⑥「地球儀を俯瞰する外交と呼んでください」と政府は言う。正常な理解力はあるか。今や地球儀を俯瞰する余裕などないほど、我が国の国力は低下し、稚拙な外交で国益は損なわれ、安全保障環境は悪化。日々、この国は危険に晒されている。もはや安倍政権そのものが、我が国外交上の最大のリスクである。