ドンヘ×ヒチョル❤️
「おい。もう俺帰るぞ。」
「ヤダ!帰っちゃダメ。」
「だって、俺、もうここに何時間いると思ってんだ?」
「だって…俺、寂しいじゃん!」
「何言ってんだよ。お前は仕事してっからいいけど俺はただいるだけだぞ!」
「だってしょうがないじゃん。ERなんだから…こんな時期は絶対帰れないし…」
「わかってるよ。だからこうして俺様がここに…」
「うん。ありがと。」
「なんだよその顔。」
「俺、待っててくれるって思うから頑張れる。」
「あぁ~そうか…ほら、去年みたいに倒れられたらたまんないからな」
「うん。去年はヤバかった…」
「今年は何とかなりそうか?…って、おい、お前それ…」
「ごめん俺もうダメ。またこんなんなっちゃった…」
「ばっか…お前は高校生か!」
「だって、レラ見てるとどうしてもこうなっちゃう!」
「お、おぉ…、まぁ、わからないでもないけ…あっ…そ、それヤバいって…うぅ…」
「レラ~!俺、元気出る~、すっげーいい。」
「ばっか!黙ってやれよ。」
「う~ん…そうやって照れるとこ好きぃ~」
「ちょ…だから黙れ…って…んんん…はぁ…」
「レラ~そんな顔しちゃ俺、止まんなくなっちゃうよぉ~」
「お前、後2時間したらまたシフトだろ?寝なくていいのか…あぁ…よ…」
「大丈夫!ぜんっぜん平気!」
「いや、俺が平気じゃないって…」
「レラ~」
「お前は発情期の犬か!!」
「あぁ~それ、褒め言葉~」
「俺、猫の方が好きだ!!」
「レラが猫みたいだからいいじゃん!」
「いや、俺が猫でどうする!」
「レラ~俺の仔猫ちゃ~ん」
「おい、お前調子に乗んなよ!俺様は…」
「はいはい。でも、好き?」
「何が。」
「ワンワンな俺好き?」
「ばっか野郎…そんな顔して言うんじゃねぇよ。」
「レラ~今年もいっぱいしようねぇ~」
「お、おう…」
「はぁ…レラ~…ごめん、俺…」
「ん。わかってるって。いいから寝ろ。」
「ん…ありがとう…」
「俺様の膝まくらで寝られるのはお前だけなんだからな。」
「ん。知ってる。」
「ありがたく思えよ…」
「ん…レラ…ありがと…」
「いいから寝ろ。」
「ん…ずっといてね。」
「いるだろ。いつも。」
「だね…えへへ…」
「ほら。もう寝ろってば…」
「俺、幸せだよ…」
「あぁ、知ってる…」
「えへへ…」
「…寝ちまったのか…よし。それでいい…」
結局ただの寂しんぼ同士。
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あくまでも主観
( ̄Д ̄)ノ