【番】 続々々々々々々々々々々々々々々々々々 忍 | ウォンキュ☆ひたすら妄想~

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superjuniorのシウォン(siwon)とキュヒョン(kyuhyun)のふたり
ウォンキュ(wonkyu)がベースな小説展開中。
が、いろんなカプも活躍中!!


twitter→@won_kyu7



photo:01


side:siwon


『さっきしてあげたのに…キュヒョンのここ、まだこんななの?』

俺に跨り自分の欲望に煽られ、留まることのない
キュヒョンの欲情が俺のそれも煽り立てる。

ジーンズに押し込められて苦しそうにしている
キュヒョン自身を楽にしてあげたかった。

ボタンを外し、ジッパーを下ろすにも一苦労だった。

そしてすでに溢れだす蜜でぬれ始めた下着の上から
そっと触れてやるとキュヒョンからこぼれた吐息が
俺をやさしく甘く包み込んでいく。

下着をずらし、昂ぶり反り返るキュヒョン自身を
やんわりと包み込むと俺の手の中でピクつき
存在を主張してくる。

そしてキュヒョンは俺の肩にギリッと歯を立てた。

その痛みに一瞬顔をしかめたが
その官能的な痛みが俺の全身を貫き
俺もまたこれ以上ないくらいの昂ぶりを感じた。








”どうしてもヒチョルとしたい!”

そうドンへにストレートに頼まれたら嫌とは言えず、
1時間の約束で俺はERへと足を運んだ。

キュヒョンのことを頼んだリョウクから
キュヒョンは大丈夫だと連絡が来ているし…
一時間ならキュヒョンが来るまでに終わるだろうと考え、
ドンへの頼みを聞くことにした。

”1時間でいいのか?”と聞くと
”1時間で満足させられるから大丈夫”と
電話口の向こうでドンへが笑っていた。

まったくお前は…
と言いながらふたりのことを思い浮かべて苦笑いした。

ERに降りると、落ち着いていると聞いていたのに
外傷室は騒然としていた。
急患が運び込まれていた。

まったく、何が”落ち着いてるから大丈夫。”だよ。

後で何を返ししてもらおうかと考えながら処置を始めた。

患者は思いのほか重篤で、オペが必要だった。
たまたま対応できるERの担当医が他の患者の
対応中でそちらもかなり手こずっていて
すぐにオペに入れる状態ではなかった。

そこで結局俺がそのままオペに入ることにして
この後の予定の調整を始めた。

オペに向けての準備を指示しつつ、
患者への最低限の処置を行っていると
ここにキュヒョンがいることに気が付いた。

すぐに声をかけたかったがそれができる状態ではなかった。
やっと申し送りをしてオペに入る自分の準備を始めようと
その場を離れ、キュヒョンにそのことを伝えようとしたら
キュヒョンはその場から離れようとしていた。

多分この状況をみて、俺がこの後何をするか理解し
また俺に迷惑かけないように…と声をかけず行こうとしてるんだろう。

「キュヒョンくん!」
俺は思わずキュヒョンを呼び止めた。

しかし聞こえてるだろうはずのキュヒョンの反応が薄かった。
背を向けたままこちらを向こうとせず
そのまま行ってしまいそうだったので
追いかけてその肩を掴んだ。

キュヒョンはものすごく驚いたみたいで何をそんなに驚いたのかわからないが
足を縺れさせ倒れそうになったので慌てて腕を掴み思わず引き寄せた。

思わず抱きかかえる形になったキュヒョンの体は
小刻みに震え、熱を帯びていた。
キュヒョンは俺の腕の中から出ようと静かにもがいていた。

…さっきリョウクからは大丈夫だって連絡が来たのに。
 いったいどうしたんだ?

俺はキュヒョンの様子に眉をひそめ、
どうしたのかと尋ねてもキュヒョンは何も言わなかった。

”離してください。みんながいるから…”
とキュヒョンに言われ慌てて手を放すと
キュヒョンが俺を見上げた。

その表情に俺はちょっと焦った。

頬は上気し、目も潤み、俺の目をまともに見られず
ちょっと目線をそらし小首を小さく傾げるその姿は
まさしくキュヒョンが欲情しているときの姿だった。

『キュヒョン。お前どうした?何かあったのか?』

俺は焦ってキュヒョンの肩に思わず手をかけた。

「あっ…」
小さく声を上げたキュヒョンの体がピクリと反応する。

…おいおい冗談じゃないぞ!
 なんでキュヒョンがこんな姿でここにいるんだ?!

明らかに興奮状態にあるキュヒョン。
こんな状態のキュヒョンをこのまま病院内を歩かせるわけにはいかない。
大体これからシフトなのに仕事にならないだろう。

『キュヒョン、ちょっとここで待ってて。絶対動くなよ。』
そうキュヒョンに言うといったんその場を離れ
オペ着を片手にキュヒョンの元に急いで戻った。

『さぁ、おいで。』

「え?でもオペに入るんでしょ?」

『そうだ。だからあんまり時間がないから。とにかくこっちへ。』
そう言ってキュヒョンについてくるようにいい、
ERの中にある仮眠室へ向かった。

俺は部屋の外のタグを使用中に変えて
キュヒョンと一緒に部屋に入った。

そこは夜勤時に医師らが仮眠を取るための部屋で
小さいスペースではあるがベットと洗面台が据えてある部屋だった。

俺は素早く服を脱ぎ、オペ着に着替えながら
キュヒョンの様子を伺った。

キュヒョンは俯きがちで終始無言だった。

『なぁ、どうしたんだキュヒョン。』
俺の問いに体を震わす。

「な…んでもないよ。」

『そんなわけないだろ?えっと、その、その状態は…』

「な、なんでもないってば。早く用意していかないと…」

『キュヒョン。本当にどうしたんだ?』
俺はキュヒョンの顎に手をかけ顔を上げさせた。

…やっぱり

『キュヒョン。時間がない。お前今、明らかに…
 どうした?誰かに何かされたのか?』
ちょっと強い口調で問い正すとキュヒョンが重い口を開いた。

「…がしてたから…」

『え?なに?』

「だから、…してたから」

『キュヒョン!時間がない!』
さすがに俺も焦ってきて思わずきつくなる。

「だから、ヒチョル先生とドンへ先生が…その…
ドンへ先生がヒチョル先生にいきなり抱きついて…」

『ちょっと待て。お前ヒチョルのところにいたのか?』

「うん。おれ、パスワード間違ってロックかかちゃって、
下で会って、ヒチョル先生の部屋に一緒に行ったら
ドンへ先生がいて、それで…
あっ、ヒョン。カードキーのロックが…」

『キュヒョン、カードキーのロックはいいから。
それで?ヒチョルのところに行ったのか?』

「うん。」

『ドンへがいた?』

「うん。」

『で?』

「それで、二人がいきなりエッチモードになっちゃって
見学してくか?参加するか?って言われてそれで、
あの…どんどんおかしくなっちゃって…」
耳まで真っ赤に染めながらキュヒョンがそう言うのを
聞いていて、そのかわいらしさに思わず笑ってしまった。

「わ、笑うなよ!だから言いたくなかったんだ!!」
怒るその姿のかわいらしさに思わず抱きしめた。

…まったくあいつらは。
  俺のキュヒョンをからかうとは…

『ごめんごめん。あんまりにもかわいいからつい。』
背中を撫でながらそう謝り、目を見つめキュヒョンにキスをした。

「お願い。離れてよ。俺、もう…」

『もうなに?もう我慢できない?』
キュヒョンは無言でうんうんと頷き大きくため息をついた。

そのため息が俺を刺激してキュヒョンをベットに倒した。
そして”今は時間がないからこれで我慢して。
でも少し楽になるだろうから”

そう言ってキュヒョンのジーンズの前をくつろげ、
下着をずらし上を向き始めていたキュヒョン自身を口中に収めた。

最初、”大丈夫。やめて。”と言いながら抵抗していた
キュヒョンだかその言葉とは裏腹に俺の口の中で
キュヒョン自身がすぐに大きくなり固く芯を持った。

時間がないので手と口でいつもキュヒョンが喜ぶポイントを
最初から攻めていった。

そして、その先端に舌をクルリと絡めてやると
キュヒョンの体が軽く痙攣を起こした。

よっぽど我慢してたんであろう。
キュヒョンはあっけなく俺の口の中で爆ぜた。




『今日、終わったら医局で待ってるから。必ず寄って。』
息を上げているキュヒョンの代わりに
そう言いながら身支度を整えてやるとキュヒョンは
”邪魔してごめんなさい”と小さな声で言った。

”邪魔なんかじゃない”と言おうとしたらピッチがなった。

『あぁ、わかった。じゃぁ。向かうから。』
ピッチを切り
”ほんとうはずっと一緒にいたいな。”
と言いながら身を屈め、
ベットに横たわるキュヒョンの髪を撫で
その唇にキスをし、
”じゃぁ、後で。”
と言って仮眠室を出た。