「おい、キュヒョン!お前、しっかりしろよ!」
いきなり頭にげんこくらった。
「え?なに?痛!!」
「お前、またシウォンとなんかあったのか?
ったく、よぉ~」
「え?
別に。
なんでですか?
万が一あったとしても
ヒチョル先生には関係無いじゃないですか。」
「ばっかやろ~、見てみろよ!!」
ヒチョルの視線の方向を見てみると・・・

「え?!」
「”え?!”じゃねーよ。”え?!”じゃ。」
「・・・あの人、何やってるんですか?」
「知らねぇ~よ!お前がまたなんかやったんだろ?」
「やめてくださいよ。俺が悪いみたいじゃないですか。」
「いや、絶対お前が悪い!じゃなきゃあぁ~はならないだろ?」
「知りませんよ、そんなの。
ドンヘ先生から誘ったとかじゃないですか?」
「お前はバカか!お前マジで言ってんのか?
ドンヘからとか、んなわけねぇ~だろ!」
「何言ってんですか。
そんなのわかんないじゃないですか。
先生の気がつかないだけで。
じゃぁ、百歩譲って・・・
ドンヘ先生を、昨日の夜、満足させられなかったとかじゃないんですか?」
「ん、んな事あるわけないだろ!!」
「いやいやいや・・・実は先生達・・・ほらその・・・
そっちがうまくいってないから・・・とか・・・
”パッコ~ン!”
痛ってー!痛いなぁー。何で叩くんですか!」
「お前がバカな事言ってるからだろ!」
「え?俺本気で心配してるんですけど・・・
図星ですか?先生。」
「もーいい!とにかくお前、あいつを何とかしろよ!!」
「そんなの知りませんよ。
勝手にやってればいいんだ。
あっ、先生。
もういっそのこと別れちゃえばいいんですよ。
そうしたら何やってたって気になんないでしょ?
それがいい!それがいいですよ。
じゃ、俺行きまから。」
「おい!こら待て!キュヒョン待てよ!
おい、お前、どうした?大丈夫か?」
ったく。
なんだよ。
〇月X日 AM11:27
ヒチョル先生にゲンコくらった。
二回も。
ムカつく。
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えっと、ギュッたん?
もしもし?