スキンシップ wonkyu | ウォンキュ☆ひたすら妄想~

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superjuniorのシウォン(siwon)とキュヒョン(kyuhyun)のふたり
ウォンキュ(wonkyu)がベースな小説展開中。
が、いろんなカプも活躍中!!


twitter→@won_kyu7

「キュヒョンさーん。よかったlぁ~まだ居てくれて。
シウォン先生が医局に来てくれっていってますよ!えっと・・・
この患者さんの同意書の事でって。お願いしま~す。」
と日勤のナースに書類一式を手渡された。
キュヒョンは渡された書類にざっと目を通したがちゃんとすべてが整っていた。

「はぁ・・・こうきたか・・・」

帰り支度をして携帯を手にしたらシウォン先生からの
ものすごい数の着信とメールが入っていた。

仕事中だったから出られないって先生が一番知ってるはずなのに。
業を煮やした先生が最後にとったのは業務命令的指示だった。
電話を受けたナースが電話越しのシウォンの声が素敵だったと
ナースステーションで盛り上がってる声が聞こえた。

「はいはい・・・ほんっと素敵ですよね。でも、ベットの中じゃもっと素敵なんですよ・・・」
なんて俺が言ったらみんなびっくりだよな。

そんなこと思いながらシウォンの医局へと向かう廊下の角を曲がったところで
シウォンの部屋からソンミンが出てきたのが見えた。

ソンミンがこちらに向かって歩いてきてキュヒョンに気が付いた。

「よーキュヒョン。その後調子どうだ?」そう言ってハイタッチしてきた。
「うん。おかげでものすごくいいよ。ただ、昨日の夜勤がきつくて疲れてるけど・・・」
「あぁ~シウォン先生もそう言ってた。かなりお疲れの様子だったんで
おれサービスしちゃった。」
「え・・・?」
「俺の魔法の手でちょちょちょいってな。」
「あ、あぁ、そうなんだ。先生喜んだろ?」
「あぁ。もちろん。そうだこの前の事も誤解だって言っといたからな。」
「この前の事・・・?あぁ。そっか。ありがとう。」
「じゃぁな。」
そう言ってソンミンが手を振りながら帰って行った。

「どうぞ。開いてますよ。」

ノックをするとシウォンが中からそう言った。

「シウォン先生、お呼びですか・・・」

そう言って部屋の中に入ると、シウォンがベットで横になっていたが
関心がない振りをして「失礼しまーす。」とドアを閉めた。




シウォンは「うーん・・・」と伸びをして「一緒に寝る?」と
右の眉をあげ布団を少し上げ、キュヒョンの反応を楽しんでいた。
キュヒョンは心臓の音が聞こえるんじゃないかと思うくらい
鼓動を感じていた。

「先生。この患者の書類の事で呼ばれたはずですけど・・・
そうじゃないのなら帰ります。」
そう言って出口に向かおうとしたところでシウォンがベットから降り、
ドアの鍵をガチャリとかけた。

「え・・・?何で鍵?」
そうシウォンに向かって言おうとした瞬間、キュヒョンはしっかりとシウォンに
抱きしめられ腰に回された手でホールドされてしまった。

「何でって、誰か入ってきたら困るからに決まってるだろ?」

そう耳元で囁くとその耳を軽く噛んだ。
キュヒョンは腰から崩れ落ちる感覚にに襲われ、
シウォンが腰に手をまわしてなかったら座り込んでしまっていただろう。

「あ・・・」

思わず声が出てしまい、キュヒョンは恥ずかしさで顔を上げられず、シウォンの肩に顔をうずめた。

「キュヒョナは素直だね・・・いい子だ・・・」

そう言ってキュヒョンの柔らかな髪を撫で顎に手を掛け顔を上げさせ
その唇をふさいだ。
いつもの触れるようなキスではなく、舌を絡める激しいキスに抵抗などできるわけなく、
キュヒョンの手から書類がこぼれ落ちた・・・
すっかり力の抜けてしまったキュヒョンの体をシウォンはしっかり抱きしめ、

「今日のお仕置きだよ・・・」

と笑いかけた。

驚いたことに書類の手直しは本当だった。
完璧にまとめたと思っていた書類の不備をシウォンが適格に指示してくれた。
キュヒョンはいくつか質問を返し、いくつかの修正をしていった。

「先生。これはこれで理由はわかったんですけど・・・
やりにくくありません?この体制。」

「ん?何が?」

シウォンがよくわからないいんだけど…と言わんばかりに肩を大げさにあげ
右眉を上げキュヒョンの顔を覗き込んだ。
キュヒョンはソファーに座るシウォンの膝の上に座らされ、
腰に手を回し、しっかりホールドされていた。

「さぁ、おいで・・・」

と言ってシウォンをまだぐ形で向き合って座らされた。
キュヒョンの胸の位置にちょうどシウォンの頭があり見下ろす形になった。
シウォンは少し顔を上げ、唇をちょっと突出しキスをねだった。
キュヒョンは顔を赤らめながら両手でシウォンの頬を包みその唇にそっと口付けた。
「んん~ん・・・」と言いながらシウォンはキュヒョンの胸に顔をうずめ
キュヒョンをしっかり抱きしめた。キュヒョンはその髪に指をうずめそっと抱きしめた。

「さぁ、残念だけどここまでだ・・・。」

不意にシウォンが顔を上げたのでばっちり目が合ってしまった。
頬を赤らめ蒸気した顔をしたキュヒョンのうつろな瞳に

「なんて顔するんだ・・・まったく・・・」

と言って思わずもう一度抱きしめた。

「これから医局会なんだ。」
「・・・・・。」
「今日のこれからの予定は?かえって少し休むんだろ?」
「ウニョクが上がったら会うことになってるけど・・・」
「そうか。ウニョクとなら安心だな。」
「え・・・?」
「ウニョクには本当にいろいろ・・・お礼と引っ越し祝いに何か用意
しようと思うんだけど、ウニョク、何が好きかな?」
「えっ?!引っ越し祝い?あいつ、引っ越したんですか?
え?どこに?」
「なんだ?聞いてないのか?あいつ、今、トゥギの家にいるんだぞ。」
「えー!?俺聞いてない!!え?何で?いつから?
先生何で知ってるんですか?」
「そりゃートゥギから聞いたに決まってるだろ。」
あまりにも驚きすぎてキュヒョンは次の言葉が出てこなかった。