「え・・・?なんなんだ、なんなんだ?」
シウォンがいきなり叫んだ。
「あぁ~びっくりした~!!先生どうしたんですか?」
今日はヒチョルが当直、イトゥクは学会で出張、キュヒョンは用事があるとのことで
残された3人でなんと集まって過ごしていた。
「見ろよ、これ。」シウォンはipadを2人に差し出した。

ウ「あぁ、キュヒョンじゃん。楽しいそうにやってるなぁ~」
ド「おれ、キュヒョンの学生時代の友達たち?へぇ~ペンションに言ってるんだ。
それで今日はいないんだ。」
シ「おいおい、ちゃんと見ろよ。こいつ、キュヒョンの横に座ってるこいつ。
こいつ、キュヒョンの肩に手なんか回しやがって・・・」
ウ「あぁ。この目。これキュヒョンを狙ってるなぁ~。ねぇ、ドンヘ先生。」
ド「うーん。確かに。この目はまずいな。」
シ「狙ってる?狙ってるだとぉ~!?」
シウォンは今にもipadを床に投げ捨てそうだった。
ウ「先生、お、落ち着いて!!冗談ですよ冗談。」
ド「ほんとにシウォンはキュヒョン君の事になるとみさかいなくなっちゃんだから。」
そういってくすくす笑った。
ウ「あっ。キュヒョン~メールだ。」
ウ「『そちらのも楽しくやってるようだね。』だって。何で知ってるんだ?」
シ「いや、さっき3人で撮った写メ送ったから・・・」


ド「いつの間に(笑)」
ウ「で、キュヒョンはこれツイったのか。」
シ「え・・・?今日は帰らないって・・・」
メールを見ていたらしいシウォンが携帯を取り出し、
慌てて電話をかけだした。
「もしもし、あぁ俺だけど。どういうことだよ、帰らないって。
そこに泊るって・・・そんな予定じゃなかったじゃないか!!
え?みんな盛り上がってて、そう言うことになった・・・って
なんだよそれ。で、誰と泊るんだよ・・・
みんなとに決まってるって?
あぁ、見たよ。楽しそうで何よりだよ。
あぁ。こっちも3人で楽しくやってるよ。
っていうか、隣の奴。あいつなんなんだよ。
ん?いいやつだって?いいか、いいやつってのは一番危ないんだぞ!
気をつけろ、いいやつぶってるやつに限って何するかわからん。
え?じゃぁ、俺が一番危ない?ってなんだよそれ。
おい、お、おい、もう行かなくちゃあって・・・切るなよ。
おい、まだ切るなよ。もしもーし。切ったのか?おい、もしもーし
キュヒョナ?キュヒョナ?・・・」
シウォンは携帯をテーブルの上に投げ出した。
ド「キュヒョン君、泊るんだ。せっかくみんなで楽しんでるんだから
いいじゃないか。まったく君は・・・(笑)」
ウ「そうだよ先生。たまには解放してやんなきゃ、逃げ出しちゃうよ。」
シ「けどな、ヨーク考えてみろ。」
ド・ウ「何を?」
シ「ドンヘ。もしだよ。もしお前が中学の同級生だって野郎がお前の肩を抱いて
狙ってるの見え見えだとしたら、ヒチョルどうすると思う?」
ド「・・・笑いながら、楽しみながらボコボコ・・・だね・・・」
シ「だろー?」
シ「ウニョク。お前だってそうだ。イトゥクが同級生だって野郎に肩抱かれてニコニコして、
その野郎の魂胆見え見えだったらどうする?黙ってるか?」
ウ「そ、そんな・・・ダメダメダメ絶対ダメ。俺しかダメ!!」
シ「だろー?」
「はぁ~・・・」3人は一緒にため息をついた。