同居?! -2- | ウォンキュ☆ひたすら妄想~

ウォンキュ☆ひたすら妄想~

superjuniorのシウォン(siwon)とキュヒョン(kyuhyun)のふたり
ウォンキュ(wonkyu)がベースな小説展開中。
が、いろんなカプも活躍中!!


twitter→@won_kyu7

シウォンが病院からのオンコールで呼び出されて独りになったので

しばらくリモコン片手にザッピングしていたがいつのまにかソファーで寝てしまっていたらしい。

ウニョクからの電話で起こされた。


「おい、お前、あれみたか?」


ウニョクは興奮した様子で叫んでいた。


「ヒョク?どうした?なんの事?」

「箱、箱。箱の中みたか?」

「箱?」


周りを見渡すと、確かに大きな段ボール箱がある。


「あったけど・・・開けていいのかなぁ。」

「いいから開けて!驚くぞ」


ウニョクに促されてスマホ片手に箱を開けてみた。


「うぉー!なんだよこれ!!マジか?ウソだろ~???」

「なぁー!すごいだろ?これ、まだ発売前で予約もまだ始まってないやつだそ!」

「あぁ、そうだよなぁ。」


箱の中には最新ゲーム機とソフトの数々がぎっしり詰まっていた。


「シウォン先生、これどーしたんだろ?どうやって手にいれたんだろ!

すごいよ!とにかくずごいよ!」


ウニョクが興奮するのも無理はない。

うわさ先行で本当に出るかでないのか、出るとしたらいつなのかと

仲間うちでものすごく話題になっている新ゲーム機が目の前にある。


「俺、手が震えちゃって取り出せない・・・ってこれ開けてもいいのかなl・・・」

「いいに決まってるだろ?先生がこんなゲームやる訳ないし。」

「だ、だよな!!ちょっと、電話一回切るから。じゃあ。」




『ゲーム機俺の?』 送信

『そうだよ、見つけた?』 

『開けてもいいよね?』 送信

『もちろん。』 

『どうしたのこれ?』 送信

『キュヒョナのためにちょっとね(笑)』 

『すごいよ、すごい!!』 送信

『よかった。俺もうれしいよ』

『ウニョクも喜んでる!』送信

『それは何よりだ』 

『そっちどう?』 送信

『落ちついた』

『帰ってこれる?』 送信

『わからない。寝てていいよ』 

『いや、泊らないから』 送信

『(笑)』 

『ほんとにほんとだから!』 送信

『(笑)(笑)』 

『パボ』 送信

『サランヘ』 

『パボ』 送信

『(笑)(笑)(笑)』 

『じゃ』 送信

『早く顔が見たい』 

『だね』 送信

『(*/∇\*)キャ』 

『パボ O=(--メ)q 』 送信

『>┼○ バタッ』 


そっか・・・
やっぱり今夜も帰ってこれないんだ・・・

はぁ・・・


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しばらく新ゲーム機とソフトを眺めているとウニョクから着信があった。


「なぁ、あんまり興奮しすぎて聞くの忘れたんだけど。」

「ん?何?」

「今回のこのTVとゲーム。いったい何があったんだ?」

「あぁ・・・いやぁ・・」



キュヒョンは仕方なく事のいきさつを話した。



「なんだよそれ!なんで拒否るんだよ!!なにが不満なんだよ!!」

「え・・・だって・・・」

「おまえなぁ、ほんといいぞ、好きな人ずっと一緒にいられるのって」

「どこがずっと一緒なんだよ。

俺たちの仕事、週末休みとかって仕事じゃないし、

早番も遅番も夜勤もあるし、

結局一緒にいる時間なんてほんとはそんなにないし。

呼び出しがあればずっと帰ってこないし。

結局、一緒にいても一緒じゃないようなもんだし。

現に今もオンコールで出てって戻ってこないし・・・

だったらいっそひとりでいた方が寂しくないし・・・」

「・・・・・・・」

「それに泊れるときは今でも泊ってるから。

なんでそれじゃダメなんだよ。

それだって結局夜中に出て行っちゃって

朝、起きても先生いないし

先生いないから一人で朝食食べて

先生いないから一人で出勤して

あれじゃ、ずっと一人でいるのと変わんないよ。

だったらいいじゃん、一緒に暮らさなくても・・・」


「ちょ、ちょっと待ってキュヒョン。あのさ、お前さぁ、今言ってることの自覚あんの?」

「何が?なんだよそれ。」

「全くお前ってほんとに・・・いつもながらシウォン先生に同情するよ。」

「何でだよそれ。意味わかんないんだけど。」

「だよなぁ~。わかってたら今みたいなこと言わないよな。」

そう言ってウニョクが高らかに笑った。

「なんだよ。もういい!じゃあな!」

キュヒョンはウニョクに悪態をつきながら電話を切った。