春分の日(しゅんぶんのひ)は、日本国民の祝日の一つであり、祝日法により天文観測による春分が起こる春分日が選定され休日とされる。通例、3月20日から3月21日ごろのいずれか1日。しばしば昼が長くなって「昼と夜の長さが等しくなる日」といわれるが、実際は昼の方が少し長い。そして今日は待ち焦がれた春分の日であります。暑さ寒さも彼岸までと言われるように、耐え忍んで来た寒さも、桜の咲き誇る姿に圧倒され日増しに暖かくなるようです。しかし本日は、気温も低く強風も吹き、真冬に舞い戻ったような天候であります。流石に、ここに来てのこの寒さは、歳を重ねた我々には苦痛であります。夏は暑過ぎ冬は寒過ぎ、気候異変にも困りますね。

 

 

さて、先日に運転免許証の書き換え前の講習を受けて来ました。時間は2時間でありましたが、自動車免許講習所に初めて伺い、ビデオを視て、目の検査をして、運転の実地を行いました。教務官に懇切丁寧に教えて戴き感謝でありますが、よもや自分がこの高齢者運転講習を受ける年齢になったとは思っていなかったので、少しショックを受けました。最近の年寄りの交通事故の実態を見ると必要不可欠であります。注意、安全運転でありたいと思います。

 

 

さて、最終段階に入りました、2024年のシラス鰻漁であります。現在、凡そ20.3t。日本、10.5t、台湾0.3t、中国4t、韓国5.5t。中国での採捕量は14t弱で全体の69%を占めています。因みに日本は4.6tあまり。これから夏に向かってかなり厳しい状況にはなります。活鰻が高値で売れないと推測する関係者と夏場の需要期が足りないとする商社・問屋と思惑は二通りに分かれています。株式市場と同じで、高値天井に張り付いた相場と需要拡大を見込んだ相場の上昇と波乱万丈の睨みあいであります。「買いたい弱気、売りたい強気」上げ相場のさなか、本心では買いたいと思っていながら、少しは下がって安いところを買えそうな気がしてくる。それが高じて、どうしても相場が下がってほしい。いや下がるだろうという希望的な観測にとらわれて“にわか弱気”となり、ついに逆目の売りに手を出してしまう。「売りたい弱気」はその反対である。「高値おぼえ、安値おぼえ」ひとたび経験した値段を忘れかね、いつまでも昔の夢に入り浸っていると、相場の転換期についていけなくなる。ウォール街の格言でも「相場に過去はない」といい前向きな姿勢が必要であると説いています。まさに、現在の株式市場と同じような、我々の鰻業界であります。これからも、シラス鰻価格と活鰻価格はまだ先の天井を追いかけるのでしょうか。