「人生は冥土までの暇つぶし」今東光大僧正から「人生は冥土までの暇つぶしだ。だから素敵な暇つぶしをしなければならない」と教わった。これは逆説だよ。人は真剣に生きれば必ず悩む。自分の人生に満足しきっている奴なんてほとんどいないだろう。生きている意味は何だ、自分の人生はこれでいいのかといつも考える。時には悩みにがんじがらめになって、身動きが取れなくなることもある。そこまで追い詰められた人には「人間は必ず死ぬ。そして死ぬ瞬間までは何とか生きていかねばならない。してみりゃ人生なんて「冥土までの暇つぶしだ」という言葉は救いになる。生き急がなくてもいい、もっと肩の力を抜いてもいいと気づかせてくれる。仕事や人生の意味を見出せず虚無に陥らないように、素敵な暇つぶしをしなければならない。             帝国タイムス記載

 

 

 

掛川城の桜を見に行きました。今日辺りが満開で少し散り際にあるような桜の様でした。久々に訪れた孫達を連れて、春の香りを感じながら桜見でありました。

 

 

冥土までの暇つぶしだ、とは粋な文句であります。このコロナ感染で多くの人達が病で倒れ、ようやく少し明るい日差しが注ぐようになった今日この頃ではありますが、過ぎ去りし歳月は決して短い時間では無かったように思います。今はあれがしたい、これがしたいと想うことばかりでありますが、全てを熟すには体力と時間が足りないように思います。桜を眺めて、ひらひらと見落ちる花びらが愛しく儚く思えるのは、いつの世も同じであるのでしょうか。ある突然の一風に舞い落ちる桜吹雪の有様は、何とも言えない春到来の風物詩であります。

 さて、この掛川城は戦国時代に「内助の功」の逸話で有名な山内一豊(やまのうちかずとよ)が城主となって建立し、その美しさから「東海の名城」と謳われました。先日のNHKドラマ、どうする家康で今川氏真が立て籠っていた掛川城が放映されていました。丁度、掛川城の天守閣が修復工事で休館でしたが、4月1日からは入館できるようです。

 

 

さて暖かくなって来ましたが、日替わりメニューで寒暖の差が大きくなることも多々あり、意外と敏感に冷えを感じることもあります。薄着で出歩いて風邪を引かないように注意して下さい。健康第一でお過ごし下さい!