人生という長い旅は、いつも同じように日当たりのいい場所ばかりを歩くわけにはいかない。日が当たらず、ジメジメと薄暗い場所を通らなければならない時間というのが必ずある。順風満帆に見える人にも、次のステップに上れず停滞する時期がある。いわゆる人生の踊り場というやつだね。長い階段の踊り場というのは、そこで息を整え、再び登るための英気を養うために必要な場所だ。踊り場のない階段は、足を踏み外そうものなら、一気に下まで転げ落ち大怪我をしてしまう。それと同じように仕事における踊り場というのも必要なのだと私は思うね。脇目も振らず、ただ上を向いて登り続けていると、ある日突然、ポキンと足が折れてしまうことがある。だから人生には踊り場が必要なのだよ。決して踊り場では無理をしてはいけない。一旦立ち止まり、上がった息を整えることを第一に考えるべきだね。そして焦らず好機をじっくりと待つことが重要だ!

島地勝彦の一言(エッセイスト)週刊プレイボーイ元編集長!帝国タイムス記載

「人生はときに踊り場で小休止したほうがいい・・・!」人生相談を受けてこんなスペシャルな回答する島地 勝彦氏(しまじ)であります。東京の西麻布のオーセンティックバー(Salon de Shimaji)でオーナーバーマンとしてお酒を振る舞い、本のソムリエとして読書案内も手がける作者です。いつも洒落た文面を載せていて、深く感銘してしまいます。

 

 

さあて、この10月になっても暑い日が続きます。急激な気温差もこの老体には堪えますが、適度な過ごし易い天気が続いて欲しいと切望してしまいます。さて、ここのところコロナはめっきり下火になって来ていますが、この急激な減少は、コロナワクチンの効果なのでしょうか。静岡県も6人、5人と一桁感染で重篤者も大幅に減りました。会社内でも若手のコロナワクチンの接種が始まり、ボチボチ二回目に移っているようであります。完璧とは言えませんが、少しずつ日常に戻りつつあるかと思われます。さすがに都心とは異なり、地方は動きが一歩二歩と遅いですが、もう少し様子を見て、会社の営業活動も再開できるのではと悦んでいます。また反面、この二年の過ぎ去った歳月を思い浮かべると、重ねた日々の惜別が非常に残念に思えますが、また、これから懐かしい面々に逢えるとなると、満面の笑みがこぼれ、新たな希望も生れてきます。先ずは第一にお身体をご自愛頂き、健康に気を付けて欲しいと思います。

 

 

「人生はときに踊り場で小休止したほうがいい!」こんなセリフは、我々老人だけでなく、全てに言える言葉だと思いますね。さて、そろそろ踊り場がなくなるような我々ではありますが、もう少し、この埋められなかったコロナ時期を取り戻す如く、燃え尽きたいと思います。