恒例であるウナギ供養祭を65日(土曜日)に行いました。以前は供養祭に商売に関連する近所の取り巻き(委託加工場)等を招いて行われ、御経の後は、少し遠方の観光地を探索して、また宴席を設けて一献傾けさせて頂きました。

さて、今日のテレビニュースで、昨今のこのコロナ感染渦の巣籠もりで、日本国内に20兆円の備蓄が増えた報道されていました。要するに、閉籠って動くことができない為に使われないお金が、20兆円溜まっているとの事であります。そして、このワクチン接種が終わって平和になれたら、先ずは最初に家族、親類、友達、同僚等とゆっくり一杯の飲んで寛ぎたい、そして外食して、とびきり美味しい食べ物を摂りたい。更に、旅行をして豪華なホテルに泊まりたい。そんな単純なことが大きな願望のようであります。従って、観光地に新たにホテルの建設を計画するところや、豪華な旅行の企画を目論む企業があると解説していました。確かに、家庭での食事の経費は目一杯(めいっぱい)ですが、委縮している分の経費は結構余っているのかもしれません。先日、サラリーマン川柳ベスト10を見ました。

  1. 会社へは、来るなと上司、行けと妻。

  2. 十万円、見る事もなく、妻のもの。

  3. リモートで、便利な言葉“聞こえません!

  4. お父さん、マスクも会話も、よくずれる。

  5. 抱き上げた、孫が一言、密ですよ。

 

さて、静岡県では、この20日(日曜日)に県知事選挙があります。無所属現職の川勝平太氏(72歳)と前参議院の無所属新人の岩井茂樹氏(53歳)の戦いであります。今回のこの選挙は、JR東海のリニア中央新幹線の建設工事と大井川の水問題が争点になっています。我々産地うなぎ問屋は、南アルプスから流れ出る、この大井川の伏流水が商売の生命線でありますから、簡単に妥協はできません。JR東海のリニア中央新幹線の高速化も魅力のある事業でありますが、それでも我々は「水がすべて」であります。やはり三期連続の実績がある、毅然と交渉ができる、前知事の川勝さんに勝って貰いたいですね。

 

 

「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と謳われた大井川であります。この川の上流には有名な温泉もあり、鉄道を蒸気機関車が走り、風光明媚なところであります。コロナ明けたら是非お尋ね下さい。きっと感激しますよ!