5月13日(土)
今回はいつものような写活ではないので、編集作業に割く時間がない分、久々のリアルタイム投稿になります
本題に入る前に、私のオーディオマニアだった頃のお話しまで遡りませんと話しが繋がらないので、少しだけお付き合い頂けたらと思います
学生時代かなりオーディオにハマった時期があり、その流れでレコーディングエンジニアを目指したほどでした。
しかしながら、好きな事を職業にする難しさと実業務のギャップに心が折れ異業種への就職…
オーディオ熱の方も、レコーディングスタジオと一般家庭の違いに限界を感じ、一人暮らしを機に機材全てを売り払いました。
ちなみにこちらがそのアンプ、DENON(今はデノンと呼ぶそう)のPMA-1500RⅡ です。
そしてスピーカーは、設置場所に困らないシャドーベースボックス付きのキューブ形スピーカー、BOSEの501Z をTVの隙間から覗かせて設置、独身時代後半から長く使い続けています。
しかしながら、今でも昔聴いたJBLのスタジオモニター43シリーズの音が最高だと思っており…
防音・音響対策万全の部屋で、そのスピーカー(4333BWX)を設置して、アキュフェーズのアンプ(C-200X + P-300X)で鳴らしてみたいという夢はあるのですが、実現する見込みはありません
さて、やっと本題です
4月30日より、妻が青森に住む母のところに行っていまして、その間”なかなかやれなかった家の事あれこれ”などをやっていたのですが、夜は昔よく聴いた曲などをヘッドフォンで楽しんでいました
ところが流石に年代物のヘッドフォン、プラスチック部分が次々と割れ、イヤーパッドも黒い粉粉が耳に付着するなど、気持ちよく使える状態ではありませんでした
それでもビニールテープで暫定補修、イヤーパッドはガムテープでペタペタして何とか聴いたのでした
GWは終わりましたが、ヘッドフォンで聴く音楽はなかなか楽しかったので、ヘッドフォンを新調する事にしました
選んだのはSONYのMDR-CD900ST というモデル🎧
普通透明なプラスチックケースに入っていて、色々と能書きが書いてあるものなんですが、至ってシンプルなダンボール箱
実はこのモデルはプロフェッショナル仕様 のため、無償保証期間もない特殊品なんです
箱の中身はこんな
はい、こちらがそのヘッドフォンMDR-CD900ST です
今時インナーイヤーでもワイヤレスでもないクラシカルな形
あれっどこかで見た事あるような…
そう思われた方いらっしゃいますかね
実はこれ、レコーディングの時にミュージシャンやエンジニア達が使うモニター用ヘッドフォンでして、TVやPVのレコーディングシーンなどで多く見かける、原型は1986年発売のロングセラーモデルなんです
音質を始め機能や装着感など、最新モデルの方が優れているのは承知していますが、私の耳や感覚は1980年代で止まっており、その当時のモニターサウンドが楽しめるなら最高、しかも価格もリーズナブル(¥15,800)で文句なしなんです
で、このヘッドフォンで最初に聴く曲、TOTOやマイケルジャクソン、ザ・クルセイダースなどの海外アーティストも考えましたが…
オフコースの時に愛は (We are)にしました
適度に緊迫感のある演奏、エンディングのツインリードギター、ビル・シュニー氏によるミックスダウンなどなど、正にレコーディングスタジオで聴いているような、そんな感覚が蘇り大満足です
エージング(鳴らしこみ)により、もっと音はよくなりますしね
それでは