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SNSやファンレターの品格も上がる語彙力アップ習慣6
小さな意識で「自分の言葉」はどんどん増えていく

「頭で理解するだけでなく、実際に使ってこそ、語彙は血となり肉となります」。語彙を増やす鍵はインプット&アウトプットの習慣化。辞典編集者の田沢あかねさんが日々実践する、語彙力アップトレーニングにいざ挑戦!「頭で理解するだけでなく、実際に使ってこそ、語彙は血となり肉となります」と辞典編集者の田沢あかねさん。小さな意識で「自分の言葉」を増やしていこう
今日から始めるインプット習慣は3つ
 「そんな言い回しが!」と思わず膝を打つ表現は、辞書や小説、人々の会話のなかにあふれている。感受性のアンテナを伸ばし、新しい言葉をどんどん取り込んでいこう。

 実践したいインプット習慣は次の3つ。
 1.辞書を引く
 2.作家の表現をストックする
 3.気になる言葉を収集する
 詳しいやり方を一つひとつ見ていこう。1.分からない言葉に出合うたびに「辞書を引く」
 知らない言葉に遭遇したら、その都度、辞書で意味と使い方を確認。文章作成中に表現方法が正しいか自信がないとき、同じ言い回しが続くのを避けたいときにも辞書を引けば、より語彙を増やせる。「辞書は紙、電子、アプリのどれでもOK。ネットサーフィン防止のため、私は紙の辞書を愛用」

2.お気に入りの「作家の表現」をストックする
 「好きな作家の言葉ほどまねしたくなる」。田沢さんが影響を受けた一例が右の2人の作家。森見作品からは「外連味(けれんみ※大げさで古風な)ある言い回し」を、岸本さんの随筆からは「難しい言葉を