4月23日のemalaさんとおかなちゃんのライブを、やっとアーカイブで見ることができました。

当日は一番大事なところを見ずにブログを書いてしまったので、もう一度、心に残った言葉を残しておきますニコニコ

 

 

 

おかなちゃんが情報空間書き換えを知ったのは、今から5、6年前、momo師匠とは違う人で、情報空間と抽象度という言葉を使う人でした。気になったおかなちゃんは彼のメルマガを読みあさり、zoom会に出て質問します。「どうしても体を治したいんです。どうやったら奇跡を起こせますか」

 

彼の答えは、

 

「僕の悩みとして、身長が低いんですよ。何としてでも180センチになりたいんですよ。どうやったら180センチになれますかと言って僕がずっと180センチになることばかり考えていたら、僕は教育者になっていないわけなんですよね。コントロールできるものとコントロールできないものの優先順位をつける必要があると思うんですよ、多分ね。18歳の思春期に障害を負うというのは性格的にも影響が出たと思うんですけれども、奇跡の話をする前に、そもそもゴールは何なのかというときに、自分の四肢麻痺の状態を四肢麻痺じゃなくするというのは平均に近づくという方向性なんですよね。なので、そもそもそのゴール設定が自分の人生として本当に重要なことなのかというのを、もう一度考えてほしい」

 

全く期待するものではなく、落胆し、怒りさえ覚えたおかなちゃんでしたが、情報空間という言葉は心に刻まれ、その後、momo師匠を知り、体験会に参加することになります。

 

 

emala「体験会を受ける前と後で、こんなふうに変わったなというのは」

 

おかな「一番は、世界の見方が変わりました。水門が開いたみたいな。今まで自分がやってきたことの点と点がつながって扉が開いた。」

 

emala「今までやってきたものがつながりを持ったというのは?」

 

おかな「言語化が難しいんだけど、ひたすら自己認識というか、自分がなぜ怪我をしたのか。幼少期からの対人関係とか両親とかもそうなんですが、そういう摩擦とか、膝をポンと叩いたら足が前に行く脚気みたいな感じで、どうしても自動反応してしまうことってあるじゃないですか、自分だけの反応みたいな。それがどうして起こるのか、どこからやってきてどうして起こるのか、そこを解消したいなと思ったんです。余りうまく言えないんですけれども、そこら辺の探究というのをずっとやっていたんですよ。」

 

emala「情報空間の理論を学んで、そこら辺が腑に落ちたという感じ?」

 

おかな「そうです。さらに、ある程度までは、怪我のことは、自分の中で摩擦がないところまで持っていけたんですが、水門を開くというのは、情報空間のアルゴリズムを知ることで開けたというか、これからなんですが、開く予感みたいな。」

 

emala「開かざるを得ないというか、開いて先に進む、そんなイメージですか。」

 

おかな「こんなに奥深い世界だと思わなかったです。ちょっと小さい窓を覗いてみようかなと思って覗いたら、その奥が物すごい広い世界が広がっていた。本当に出会ってよかったし、学べてよかった、私はそれしかない。」

 

emala「一つ聞いてみたいと思うところがあるんですが、治せるものなら治したい、事故をしてからそういう思いがずっとあったと思うんですよ。問いかけも投げて。で、実際に帰ってきた返事が「平均に近づくことですよ」と。

 

でも、体験会に来たときは、既におかなちゃんは治っても治らなくても、どっちでもいいという境地になっていたと思うんですよ。それを言っていたのを覚えています。momoさんもよく言っているんだけれど、病気になった人はその病気を治すことがゴール設定になっていて、抽象度を上げて、治っても治らなくてもどっちでもと、抽象度を上げた時点で病気も治ると。抽象度が上がった時点で体験会に来ていた。その間に何かあったんですか。」

 

おかな「そうですね。探っていくということで、幼少期からの大きな摩擦というか葛藤みたいなものを解消することが、体を治すよりも私にとって重要なことで、今世やり遂げることなんだなと理解した時に、自分の中で体を治すということが優先順位から落ちたんですよね。」

 

emala「なるほど。じゃあ、どうして奇跡を起こしてどうしても治したいのが一番だったのがそこで変わっちゃったのか。」

 

おかな「それは治りたいけど、治っても、私って、このままじゃないですか。きっとまた脚気みたいな反応って変わらないじゃないですか。抱える問題も多分同じなんですよね。

 

じゃ、同じじゃないかと思ったんですよ。今だって、体治ったって。それは不自由、、、不自由じゃない方がいいに決まっているんですけれども。」

 

emala「そこに気がついたという感じなんですね。それは体験会に参加するどれぐらい前?」

 

おかな「どっちでもいいやというところに、そのプールに飛び込むか飛び込まないかというところが、一番山場というか、飛び込みたいんだけど、そんなところに飛び込んだら私は死んでしまう、ずっと治らないのを受け入れるのは、死んで生きることと同じじゃないかと私の思考では思っちゃうんです。だから怖くて飛び込めないんです。でも、飛び込んだ方がいいよというのも分かっている。そのプールのジャンプ台に立ちながら、飛び込みたいけど飛び込めない。そこが一番・・・」

 

emala「葛藤がありますよね。でも、飛び込んじゃった。」

 

おかな「いつの間にか。」

 

emala「なるほど、、エマラ、今涙腺崩壊しているんですけれども、、、よく飛び込みましたね。」

 

おかな「先生が私の動画をブログに上げてくれた時のあの頃は、まだまともに自分の顔を鏡で見られない時でした。

 

自分の姿をまともに見れず、顔もまともに見れずみたいな。惨め過ぎて直視できないんです。だから今こうやって普通に人前に出て喋っていることが、当時の自分からしたらあり得ないことだったんです。」

 

 

ちょっと端折りますが、

 

 

おかなちゃんが体験会に参加したのは、体を治すよりも「面白そう」と思ったからでした。

 

 

おかな「体のことは何も考えてなかったです。そうしたら、先生・・・」

 

 

emala「体験会の自己紹介が終わった20分後ぐらいでしたかね、ある一言をおかなちゃんに言って。本当はこういうことを言っちゃいけないのかもしれないけど、自信を持っておかなちゃんに「治せますよ」と言ったのを私も覚えているんですが、あのコメントを言ったmomoちゃんにすごい衝撃を受けたんですが。」

 

おかな「私も、藁にもすがる思いで治したいと思っていたから、結構いろいろなことをしてきたんですよね。セッション受けたり、何かあっちゃ買ったり、いろいろなことをしていたんですよ。あの一言をあんなにさらっという人は一人もいなかった。それは別に、いいんです、治んなくても、、、私も泣きそうに、、私の現実にそういうことを言ってくれる人が現れただけで、もう本当にいいんです。それを言う重みというのも、いろいろな人と出会ってきて、それは本当に、なかなか言えないことじゃないですか。言っちゃいけないというか。だけれど、それを本当にさらっと。始まってすぐでしたよね。」

 

emala「体験会始まって、最初は皆さんに自己紹介してもらうんですけど、何人かいて、おかなちゃんの自己紹介が終わった後、すぐに言ってましたね、「治りますよ」と。本当に治ると思っているからmomoさん、言っているんですよね、あの時。」

 

 

 

emalaさんも、YouTubeの向こうにいた人も、皆おかなちゃんの未来を信じてコメントしていました。自分と周囲の人の可能性を広げていくことが生きる目的ですから、私も信じています。