トロイア戦争 20 ~ トロイアの陥落~ | ぽっくんの子育て絵日記

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子育て絵日記として、はじめましたが
今は何で?しょうね

大好きな花の写真を写したり字や絵も描きたいです

よろしかったら見て下さい

皆さん

こんにちは





ハマギク(浜菊)


花言葉は 「 逆境に立ち向かう 」





闘いは、最早 十年目に入っていました

アキレウスの死後、勇気を失っているギリシアの人々に

予言者のカルカスが

「ヘラクレスの弓を手に入れることが出来れば

トロイアは 陥落するだろう!」と

ヘラクレスの弓というのは、彼がオイテの山で

自分の体を焼こうとした時に

薪に火をつけてくれたピロクテテスに与えたものでした




そのピロクテテスは この戦争に加わっていたのですが

闘いで受けた傷が

とても いやな臭いがするというので

レムノスという島に 置き去りにされていました

ギリシア軍は、すぐさま ディオメデスを使いにたて

このピロクテテスを迎えに行きました

そして

ピロクテテスは、ヘラクレスの弓を持って戻ってきたのです





ピロクテテスの傷が治って

まず最初に、彼が その弓を射た時に

第一に倒されたのは、トロイアの王子パリスでした

この 長い長い戦争の原因となった、美しいパリスは

こうして 死んだのです





トロイアには、空から落ちてきたと言い伝えられている

名高いアテナ様の像がありました

そして

この像が トロイアにある限り

この都は 決して敵の手には渡らないということを

ギリシア軍の予言者カルカスは 聞きつけました




そこで

オデュセウスとディオメデスが、物乞いに姿を変えて

トロイアに忍び込み

ヘレネの導きで、この神像を盗み出し

ギリシア軍の船まで 運んできたのです




ですが

ギリシアの将軍たちは、力では トロイアを攻め落とすことは

出来ない!と悟りました

そこで

オデュセウスは、大工の頭のエペイオスに

イダ山から木を切り出し

その木で、両脇に入り口のある大きな木馬を作らせました



木馬が 出来上がると

「ふるさとへ帰る記念の捧げ物として

ギリシア人より アテナの女神に捧げる」という文字を

木馬に彫り、オデュセウスは

勇士たちと共に、木馬の中に隠れました


そして

他のギリシア人たちは、シノンという男を残して

テントを焼き払い、船に乗って沖へと漕ぎ出して行ったのです

この有様は、まるで ギリシアの軍勢が

長い戦争に諦めて 国へと帰って行くように見えたのでした








流れ星星キラキラふんわり風船ハートふんわり風船星まじかるクラウン


木馬が出てきましたね~

いよいよ この長い長い戦争も終わりを迎えます

ヘレネは 愛しい夫の元へ帰れるのでしょうか?