人の目が気になりすぎる私を変えたのは、敏感ちゃんな娘だった話 その28
今までも何度か学校に行きたくないと言って休んだことはあった。でも、それは長引くことはなく、一日休ませてあげると次の日は元気に登校して行っていた。だから、きっと今回もそうだろうと、私は軽く考えていた。「何か今日は行きたくない。」朝一にそう訴えてきた娘。「そっかー。何か行きたくないって感じ?」そう聞いた私に、娘は「うん」と頷いてみせた。「じゃあ、今日一日休んで明日は行けるようにしようね。」そう娘にいい残し、寝室から出ると学校に連絡をした。この翌年から休みの連絡は、電話ではなくメールになったのだが、この時はまだ電話連絡。これが私にとっては負担以外の何物でもなかった。だいたい教頭先生が電話に出ることが多く、その先生がまたあまり融通の利かないタイプの先生だったのだ。小学校に電話をかけた。「はい。△△小学校××です。」うわー、やっぱりまた教頭先生が出たよー・・・「すみません。5年2組の○○ですけど、今日、お休みさせていただきます。」「どうされました?」「ちょっと体調がよくないようで」「風邪ですか?熱がありますか?」「いえ、熱はないです。」「ではどういった症状ですか?」「少し元気がないようで、一日様子を見たいと思います。」「風邪のようでしたら早めに病院を受診されてください。熱が出た場合、コロナやインフルエンザの可能性もありますのでその場合は、至急こちらに連絡をお願いします。」「・・・はい。」お休みする理由として、行きたくないと言っているのでなんて言ったら、何と言ってきただろう?と言うか、毎回思うのだが、ちょっと体調を崩したぐらいで病院に行く必要があるのだろうか?熱だって、数日寝ていればそのうち治る。病院に行ったところで解熱剤を出されたり、薬をいくつか出されて終わりではないか。人間には本来自然治癒力と言う素晴らしい力があるのに、それを発揮させずにすぐに薬に頼るのはどうかと私は考えているので、いつもこのようなやりとりを学校側とするのは、正直うんざりしていた。まあ、それは私の個人的な意見であるし、学校としては少しでも病気をほかの生徒に広めないように徹底してくれているということは理解できることではあるのだが、毎回こうやって電話いなければいけないこと、そしてそれに対して何だかんだと質問されることは、できれば避けたい「やらなばならないこと」の1つだった。憂鬱なミッションを終え、娘のお昼ごはんを用意して私は仕事に出かけた。家には自営業の夫もいるし、特に私は家にいなくても大丈夫だと判断した。これが高熱となれば話は別だが、今回は何となく行きたくないと言う、いわゆる「ずる休み」と呼べるようなお休みだったから。翌日。朝、娘を起こしに行くと、昨日と同じような理由で休むと言い出した。また?元気じゃん。学校に行けよ!という思いは口には出さず、こんな時には寄り添わねばと、娘の気持ちを優先させた。そんなことが数日続き、1週間ほどして娘はまた学校に行きだした。こんな感じの休みが、5年生のうちに2,3回あったが、何だかんだで学校に行くことは出来ていた。しかし6年生になって、この「何となく行きたくない」といって休む日がどんどん増えていった。つづく・・・・・