先日(といっても一ヶ月以上前)聴いた

大豆生田啓友先生の講演会で


「自立とは依存先を増やすことである」という

東京大学の小児科医

熊谷晋一郎先生の言葉を知り


えーっ!

そうなの?

とハッとした私です


自立とは

人に頼らずに

何でも自分でできること

だと、思っていたのです



そうではなくて

困った時は人を頼る


その頼れる人がたくさんいることが

自立なんだ

そうなんだ




その言葉に

妙に安心した私でした








さて


私の所属する友の会で

今年スタートさせたのが

「居場所づくり」





今までは

自分たちが学んだことをもとに


地域の皆さんにむけて

講習や講座を開いて

何かを身につけてもらおうという

考えだったけれど



これからは

私たちの活動の拠点

「友の家」に

子育て中のお母さん、お父さん

一人で寂しさを感じている高齢者

障害や病気の方

誰にでも来てもらって


多世代いっしょに


手仕事をしたり

お茶を飲んでおしゃべりをして

過ごせる場を提供したいと

考えています




世の中が便利になったのに


なぜか

多くの人が閉塞感を感じている最近



人と人の繋がりの中で


ホッとしたり

元気になってもらえたら

いいなあ






まずは

月に一回のペースで

オープンハウスを始めました










一階は子ども連れで

自由に遊んでもらうスペース


二階は

ゆっくり座って

お話ししてもらえるコーナーと


ワークショップのコーナー






5月11日


初めてのこの日

ワークショップは

みつろうラップ作りをしました



事前の宣伝も大々的にしていないし

決して交通の便が

良いところではないのですが


近所の方が

お友だち連れで

遊びに来てくれました









みつろうラップを乾かしている間は

コーヒーを飲んでもらって

おしゃべりに花が咲き

和やかなひととき






テーブルの上には

私がセレクトさせてもらった

本も並べましたよ(貸出可)




一階で遊んでいたお母さんも

子どもさんをスタッフに任せて

みつろうラップ作りを

楽しんでもらえました






まだ始めたばかりで

改善点も多いのですが



次回もまた

来たいですと言って

帰っていかれた方のためにも

がんばろう!と思いました

(私一人でやってるわけではないですが)





6月は

ここ数年コロナで中止していた

セールを再開し

手作りのパンやお菓子の販売もします



第二回のオープンハウスでは

野菜のスタンプで

ランチョンマット作りを

する予定です




たくさんの方が

友の家を訪れて

その方の居場所の一つに加えてくれたら

いいなと思います