知らなかった小松菜のこと【斉藤農園にて】 | しずくづくし

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言葉の森の講師です。
私しずくが、楽しいこと中心に日々の出来事をお送りしたいと思います。

先週、縁あって千葉県富里町の小松菜栽培最大手の農家、斉藤農場を訪問させていただきました。

(株式会社ベジテックさん、貴重な機会をいただきありがとうございます)

 

農業というお仕事に接する機会なくこの年になってしまいましたので、今になって農業のイメージががらりと変わりました!

 

・土へのこだわりがすごい!

同じ肥料をやり続けることで生じてしまう栄養過多を防ぐため土壌の成分のコントロールが科学的になされています。また、ピーナッツの殻やコーヒーかすを発酵させたものなどいろんなものが混ざってるんです。ハウスの端っこのギリギリまで均一に小松菜が育っていたのは、新雪のようなふかふかの土のおかげなんですね。

 

 

 

・時間勝負で非常にシステマティックに運営されている!

大きなトラクターで小さな小さな種を上手に撒くことができるんです。薬の散布も機械にすることで少量に抑えることができるそう。機械の力すごいです。収穫、洗浄、梱包まですべて時間勝負。作業時間は売価に大きく影響しますから。

種、着色されてます。目立つように。これがひと粒ずつ正確に撒かれるんだからすごいですよね。

 

斉藤さんとトラクター

 

・小松菜の原種がほとんど存在しなくなっている!

小松菜の原種は日本にほとんどないそうです。これショック! 生産性重視でより大きく濃い緑のものへ品種改良された結果です。中国のター菜がかけあわされるととても大きくなるそう。斉藤農場のは原種に近いものだということで、私が普段食べているものよりとっても繊細でした。サラダでおいしくいただるので、料理の幅も広がります♪

 


・農業従事者の労働力として外国人の留学生が大きな力になっている

わざわざ現地へ赴いて採用しているそうです。労働基準も厳格に決まっていて、斉藤さんよりきちんとお休みもらってます。手先の器用さが求められています。こうやってきちんと正規で技術交流がなされるのはすばらしいことですね。

 

大変こだわって生産されている農場なので、これら気づきの一部は斉藤農場だけなのかもしれないですけど。

 

ってことよりなにより、斉藤農場の斉藤さんがとってもとってもユニークで超可愛いおじさんだったことが一番印象的だったんですけどね♪

斉藤さん! またお会いしたいです! 震えるほど♪

 

お昼をごちそうになりました。

男性陣もひくほどのボリュームでしたが、いけました!

美味しければいくらでも食べられる。 おほほ。

 

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