昨日から44歳の日々を過ごしています。ありがたいことに、様々な方からメッセージやプレゼントなど沢山の温かい心遣いをいただきました。今後の心身のバランスを保つための糧や励みになるようなお誕生日でした。退院して1年以上たち、生活や仕事など出来ることも少しずつではありますが増えています。時間はかかると頭では分かっていても、揺り戻しへの恐怖感やもどかしい気持ちに拍車がかかってしまうこともあります。その都度焦るな焦るなと言い聞かせながら、笑ったりションモリしたり堪えたり、立て直そうと前を向いたり…しています。
そんな私がいただいたプレゼントの中に、「小袋に入ったバスソルト」がありました。銭湯仲間が用意してくれたもので、彼女も自宅でお風呂タイムの際に愛用していると聞きました。私もこれで彼女みたいなピチツヤ肌(あまり詳細を書くとセクハラになっちゃうので、羨むようなピチツヤ肌の持ち主とだけ)に!とワクワクしながら使うタイミングを見ています。舶来の品でありながら、ちゃんと日本語表記もなされており、使用時にアタフタしなくてありがたいなとラベルや説明書の部分を眺めていたら「3回分」と書かれた箇所に気付きました。このバスソルトは3回に分けて使ってね、というメッセージがなかったら…いざ使うタイミングが来たら、浴槽にお湯はって迷い無くウッキウキでザザーっと一気に投入していたでしょう。「ためらいなく1回で使い切っちまった私」を想像して自分の適当さに自分で笑ってしまいましたよ。
3回ですね、はい。とつぶやきながら洗面台の上に置き、3回もきっと目分量で分けるんだろうな私は…と近い未来の己の姿にまた吹き出しそうになってしまうのでした。かなり目立つ場所に書いてあったので、1回で使い切り事案があちらこちらで発生していたような気がしてなりません。しかしながらワタクシ、注意書きのお陰で3回ちゃんと楽しめる44歳に進化しました。